先輩ママさん達や子育て雑誌などによく『魔の2歳児』というワードが出てきます。
2歳になるまでも散々な育児経験をした私にとっては、嘘であってほしいと願わずにはいれませんでした。
そんな私の2歳児の子育てについてお話したいと思います。
イヤイヤ期の原因は何!?大切にしすぎも考え物!?
わが子は少し小さく生まれ、しばらく保育器に入っていました。
そんな誕生だったので、私も主人もばぁば達もみんな体調などには人一倍、気を使っていました。
なのでどちらかといえばわが子は過保護な1歳時代を送りました。
過保護・・・・これがいけなかったのかも・・・!?
離乳食期には早くもイヤイヤをし始め、一度は私もギャー!!と怒りに怒りまくったことがあります。
ですが、その後風邪を悪化させ入院することになりまた過保護下に逆戻り。。。
やっぱり過保護・・・これが原因!?
上手くいかない意識改革!?分かっていても変えられない!
あまりに過保護にきてしまったので、このままではマズイと家族会議。
まずは自分たちがわが子に対する態度を改めなくては・・と思い立ち、みんなで意識改革スタート!
①無駄に手を出さない
②無駄に口を出さない
③無駄に甘やかさない
以上の3つはみんなでなるべく守るようにしようと話しました。
ですが、ものの数分で破った人がいます。
もうお分かりですよね?
ばぁばです(チーン・・・)
それはそのはず。
今までしていないのに、いきなりそんな改革などできるわけありません。
ついに来ました!魔のイヤイヤ期の恐怖!
それまでもやりたい放題だったので、特段変わった様子もないように思えたわが子。
それが何か月か過ぎたころ、何にたいしてもイヤイヤというようになりました。
そう、、、噂の『イヤイヤ期』ってやつです。
我が家は過保護(もう認めます笑)なのでなんでも思うようにさせてきたつもりでしたが、それでも気にいらないご様子。
お外に行くのも「イヤ!」
食べるものも「イヤ!」
歯みがきも「イヤ!」
寝るのも「イヤ!」
もうとにかくすべての事がイヤらしく、今までやってきたひとつひとつの事が何も出来ない!
私は頭を抱えると同時にフツフツと怒りをこらえる毎日でした。
我慢の限界!母親だって人間だもの!
こんな小さな子に怒りをぶつけても・・と思っていた私でしたが、やはり我慢にも限度ってものがあります。
それは、どんなお母さんにだって一度や二度じゃないくらい起きていることなんだから。
いーじゃん、怒ったって。
そう自分を正当化して、イヤイヤなわが子をどうにか押さえつけようと、あの当時は本当に毎日ずっと何かしらで怒っていました。
「いいかげんにしなさい!」
「泣きやみなさい!」
ありきたりな言葉はもちろん、ここには書けないような言葉で罵倒したこともあります。
でも、そんな私の怒りを更に上昇させるかのように、わが子のイヤイヤは永遠と続くのでした。
泣きたいのは私だよ・・・何度そう言ったかわかりません。
今と違ってスマホがなかった時代なので、ありとあらゆる育児書を読み、先輩ママに聞き、保健師さんにも聞き、なんとか乗り切る方法を考えました。
イヤイヤ期を打倒せよ!大人の余裕で受け流し!
わが子がイヤイヤとかんしゃくを起こして騒いでいて、私もワーワー怒っていると、もうグダグダの極みです。
お互い何にも手が付けられません。
わが子は2歳といってもまだまだ赤ちゃんの域。
なので、やはりこちらが一歩ひかねばなりません(当然といえば当然ですが)
私は大人の余裕を取り戻すために、貴婦人になりきることにしました。
はい、わかってます、おバカです(泣)
わが子が何かでイヤイヤで泣いて叫んでいるとしたら、
「あ~ら、こんなことでグズグズいってらっしゃるのかしら~」
「あ~ら、まだ泣いていらっしゃるのかしら~」
「オ~ホホホホホ」と、時には高笑いなんかもしたりして。
もちろん、これでわが子のグズグズが止むわけではないですが、言ってる自分がばからしく思えてきて、自然と怒りが引いていくのです。
そうやって大人の余裕を取り戻した私は、そこからじっくりとわが子と向き合うのです。
2歳児は恐ろしい!けれど、逃げずに向き合うことが重要です!
世間で言われている『魔の2歳児』とわが子が全て一致するわけではありません。
そもそも全てが一致する子どもなんて絶対にいないでしょう。
2歳という年齢は言いたいことがあるのに、言葉で伝えられず、もどかしい気持ちが「泣いて叫ぶ」という行為に現れるといいます。
それだけ人として自我が成長しているという事なのしょう。
けれど、それと同時に多くのママさん、パパさんが悩み苦しむ時期だと思います。
私はちょっと変わった方法でしたが、自分の怒りやイライラを抑える方法をみつけました。
一度冗談だと思ってトライしてみてください。
意外と子どもも「えぇ!?」ってなるかもしれませんよ。
「赤ちゃんと私」と思わず「人と人」と思って向き合ってみてはどうでしょうか。
これからまだまだ長い育児が続きます。
試行錯誤しながら進んでいった先に、きっとよい糸口があるはずです。