年金の免除の条件を確認して将来困らずに今の生活を守る方法

生活

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2020年度の国民年金保険料は月額16,450円。

毎月の暮らしが苦しいと、この年金

保険料の支払いは非常に負担になります。

しかし、老後に受け取る老齢基礎

年金の金額は、年金保険料を支払った

月数によって決まりますから、

未納期間が長ければ長いほど老後

の年金額が減ってしまいます。

収入の減少などで保険料が支払え

ない場合は年金保険料が免除される

制度があります

国民年金保険料免除制度」と

呼ばれる制度ですが、この制度を

利用するには手続きが必要です。

そこで今回は、この免除制度を

一緒に確認していきましょう。

年金保険料の未納はデメリットが

大きいですから、未納のままにせず、

必ず免除の手続きをするようにしてくださいね。

 

年金の免除にはデメリットも!免除対象でも払ったほうが良いパターン

まず、年金保険料の支払いの免除が

認められた場合の、将来の年金額に

ついて見ていきましょう。

保険料の全額の支払いが免除された

場合は、将来年金を受け取る時は、

3分の1の保険料を納付したものと

して計算されます。

4分の3免除の場合は、2分の1の保険料

を納付したものとして計算、半額免除

は3分の2を納付したものとして計算されます。

また、4分の1免除は、6分の5の保険料

を納付したものとして計算されます。

注意していただきたいことは、

額免除の場合は保険料の納全付は

不要ですが、4分の3免除、半額免除、

4分の1免除の場合は所定の保険料を

納付しないと未納扱いとなってしまうことです。

では、年金保険料の免除のデメリット

は何でしょうか?

それは、保険料を全額納付したもの

として計算されませんから、その分、

将来もらえる老齢基礎年金額が減って

しまうことです。

保険料の免除を受けた方の中には、

経済的に余裕が出来た時に、保険料

を追加で支払いたいという方も

いらっしゃるでしょう。

そのような方のために、追納という

救済制度が設けられています。

追納とは、厚生労働大臣の承認を

受けて、その承認の日の属する

月前10年以内に限り、免除を受けた

年金保険料を納付できる制度です。

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この制度で年金保険料を追納する

ことにより、将来もらえる老齢基礎

年金額を多くすることができます。

ただし、気をつけていただきたいのが、

追納する場合、当年・前年・前々年

までは当時の保険料のままですが、

それ以前の保険料については加算額

がプラスされることです。

従って、できるだけ早めに追納した方がお得です。

年金の免除に必要なものって何?手続きを一度で終わらせるために

年金保険料免除制度を利用する場合には

申請手続きが必要です

ここからは、この申請手続きに必要

なものを紹介していきます。

申請手続きに必ず必要なものは、

申請用紙年金手帳または基礎年金

番号通知書です。

申請用紙は、日本年金機構のホームページの

「国民年金に関する手続き」からダウンロードできます。

https://www.nenkin.go.jp/shinsei/kokunen.html

また、同ホームページのYouTube厚生労働省

チャンネルで、国民年金保険料免除申請書の

記載方法が説明されていますから、

参考にしてください。

申請書類に不備があって手続きが

一度で終わらないということがないよう、

注意してくださいね。

尚、申請手続きは住民登録をして

いる市(区)役所・町村役場の国民

年金担当窓口で行うことができます。

まとめ

老齢基礎年金などの公的年金は、

助け合いの保険制度です。

年金保険料を納付していないと、

受け取りたいときに年金を受け

取ることができません。

保険料の納付が苦しい時でも、

未納にせず免除制度を利用しましょう。

免除の申請手続きはむずかしく

ありませんから、必ず行うよう

にしてください。

また将来、年金を受け取るためには、

年金保険料を10年以上納付している

必要があります。

毎年の誕生月に日本年金機構から

郵送される「ねんきん定期便」を見て

、年金保険料の支払い記録を確認して

おくことも大切です。

 

 

 

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