子育てにかかるお金を不安に思っていませんか?
私は思っています。
お金の不安を解消したいですね。この漠然とした将来への不安を解消しましょう。
子育てにもらえる費用がある⁉少しは不安も軽くなる?
今の収入で子供を育てていけるんだろうか、そんな漠然とした不安を持っている方、多いのではないでしょうか。
子供一人育てるのに、いったいどれだけのお金がかかるのでしょうか。
私も不安でした。
でも、妊娠し国や地方自治体が負担してくれる、また給付してくれるお金が以外にたくさんあることに気が付きました。
まずは国や自治体から妊娠、出産、育児に対しどんなお金がどれだけ支給されるのか見ていきましょう。
国や住んでいる自治体から支給されるお金を調べてみました。
「妊娠おめでとうございます」って病院でいわれて晴れて妊婦となると、妊婦検診費の補助が受けられます。
各自治体で回数などは異なりますが全国平均で一人の妊婦さんあたり102097円、国が負担してくれます。
また社会保険に入っているママは、出産のために産休を取得した場合に出産手当金がもらえます。
休んだ間給与の支払いを受けなかった場合、出産の日の42日前から出産翌日から56日目までの範囲内で、出産手当金が協会けんぽより支給されます。
金額は、個人の月収額で異なりますが【標準月収額×2/3×98日】で平均は計算します。
そして誕生します(笑)誕生すると支給されるお金があります。
出産育児一時金です。
昔は分娩費と育児手当で分かれていたようです。
それらが統合され今の出産育児一時金となりました。
肝心な金額ですが、現在42万円支給されます!!
出産費用の全額、または大半がまかなえます。
ちなみに私が出産した時、長男の時は5万円ほど足りなかったので払いました。
長女の時はなんとおつりが出ました。うれしすぎます。
そして出産したらもう一つ国から支給開始されるお金があります。
児童手当(子ども手当)です。
金額は0~3歳までが月額15000円支給、3歳~小学校修了前までが月額10000円(第3子以降は15000円)、中学生一律10000円支給です。(取得制限あり、所得オーバーの人は児童一人につき5000円が月額で支給される)
現在の額で計算すると私が中学を卒業するまでに0~3歳までで540000円+3歳~小学校修了まで1080000円+中学校3年間360000円=198万円国から支給されます。
すごい額が国から払われているんですね。
まじめに生きていき恩返ししなくては・・・
また育休中に給付されるお金もあります。
育児休業給付金です。
1歳に満たない子供のために休業する会社員のパパ、ママが雇用保険からもらえるお金です。
しかし、育児休業給付金を受け取るには様々な条件や期間が定められており全員が受給できるわけではないです。
これから妊娠出産を考えておられる方はこの制度を理解し計画的していきましょう。
通常は1歳までの受給ですが、保育所に入れないなどの理由があれば今は最大2歳まで支給期間が延長できます。
受け取れる金額は、個人の月収額によってことなります【180日間は→月収×67%の計算、180日以降最大2歳までは→月収×50%】の計算になります。
どうでしょうか、結構な額がいただけると思いませんか。
だけどやっぱり子育てにはお金がかかる⁉不安の原因は教育費!
それでも不安!!子育てしていけるのか不安な原因は他にもあります。そう教育費です。
妊娠し出産、乳幼児の育児中は国や自治体、保険からお金が支給されることは分かったけど大きくなるにつれて教育費がどんどんかかってくるのでは?と不安になりますよね。
そんな不安も概ねのかかる費用を知っておき、心構えをしておきましょう。
子どもに教育が必要になってきたらどれだけのお金が最低限かかるのか調べてみました。
義務教育と高校までで説明しています。
- 保育園・幼稚園(こども園)
2019年10月より開始された「幼児教育・保育の無償化」により、給食費以外でかかるお金がぐっと減りました。
保育園、幼稚園、認定こども園や企業主導型保育園、地域型保育園を利用する3歳から5歳のすべての子供と0歳から2歳の住民税非課税世帯の子供の利用料が無償化されました。
ただし、認可外保育園など上記の対象でない保育園の場合「保育の必要性の認定」を受ける必要があります。
- 小学校
小学校6年間でかかる費用はいくらなんでしょう。
一年間の平均が給食費や野外活動費なども含め公立で約32万円、私立で約154万円です。
放課後に学童保育に入るお子さんは居住の自治体にもよりますが別で料金が発生します。平均で月額5000円から10000円の間であることが多いです。
自治体によって異なりますが、就学援助制度という低所得世帯に対する学費の援助制度があります。
所得が年間160から300万円の世帯が対象で入学の準備費と学校給食実費と林間学校などの野外活動費や修学旅行費、学用品のお金を援助してもらえます。
また学校以外の習い事などの費用も考えておかなければなりません。
習い事をさせないというのも一つの手段ですが全国の平均では月に15000円以上の子供の習い事で使っています。
英会話塾など最近はオンライン塾などもあります。
費用は様々ですが、通学型の塾より費用が低いことが多いです。
一度調べておいてもいいですね。
- 中学校
中学校3年間でかかる教育費はいくらなんでしょう。
中学校の教育費(給食費と学校外活動分を入れる)一年間の平均額が公立で約481800円です。
3年間で約1445400円かかることになります。
私立であれば、学校によって様々でしょうが一年間の平均が1338000円で3年間で4014000円かかります。
また中学では部活動にかかるお金が発生してきます。
学校や部活動の種類によってかかる費用は異なりますが、部費やユニホーム代、チームのお揃いのTシャツやトレーナー、遠征費に遠征先での宿泊費、合宿代、大会参加費などがかかってきます。
またテニスであればラケット代やシューズ代など所属する部活によって用具代もかさみます。
この他、高校受験に向けて塾に通うお子さんも多いでしょう。
絶対通わなければならないものではありませんが、費用の計画に入れておくと安心です。
- 高校
高校の3年間でかかる費用はいくらなんでしょう。
高校にはまず受験があります。
受験料は公立で約2200円(都道府県で多少の違いあり)私立では約15000円です。
晴れて合格します。
入学金は公立で約5650円(都道府県で多少の違いあり)私立で150000から250000円です。
授業料は、2014年度入学者以降の場合、家庭の収入によって国から支援金が支給されます。
授業料を除いて3年間でかかる学校関連の教育費は公立で約690000円、私立で約2160000円です。
そして、高校でも中学の時と同じように進学に向けての塾の費用を計画に入れておく必要があります。
まとめ
今回は子育てしていくうえで必ずと言っていいほど感じるお金の不安について書きました。
出産や出産後の育児にかかってくる金銭面のことで不安を感じてられる方や大きくなるにつれてかかってくる教育費に不安を抱えてらっしゃる方もおられるでしょう。
国や自治体、保険などから給付されるお金の知識を持ち賢くやりくりしてください。
また、今後かかってくる教育費はどんなことに、いくらぐらいかかるのか知っておくことで不安が軽減するのではないでしょうか。
そんなパパ、ママのお役に立てていたらうれしいです。