毎日毎日子育てに追われていると、いったいいつまで子育てはつらいのかと途方に暮れること、ため息をつくこと多々ありますよね。
新生児の時は「今が一番大変」と言われ、寝返りやハイハイなど自分で体を動かすようになれば目が離せない。
離乳食が始まればアレルギーのことや、のどに詰めないように心配して、イヤイヤ期には、何を言っても「いや」と返される。
お母さん、お父さん他子育て中の方はずっとはっきりいって24時間開店状態でお子さんに接しています。
子育てはつらいばかりではないとわかっていて、とっても可愛いわが子、、、「寝ている時は」でも、やっぱり大変なんです。
そんな子育て中の方たちによく起こる体調不良、その症状または体調不良をなるべく起こさないようにリフレッシュできる方法を一緒に考えていきましょう。
危ない⁉子育てによるストレスで現れた9つの体調不良!
子育てに追われていると、自分のことは後回しにして、気が付いたらなんだか体の調子が悪いなんてことありませんか?
なんで泣いているのかわからない、ずっとぐずぐず言っている。
さっき片づけた部屋がもう散らかっている、、、
二人目育児かなりきつい。
色々ストレスや疲れが重なり体調を崩す方は少なくないです。
私も二人目を産む前後で体調不良に度々なったことがあります。
その症状は体からのSOSかもしれません、悪化する前にどんな症状があるのか知っておき早期に対処できるようにしましょう。
頭痛、めまいが続いている
頭痛やめまいもストレスから起こります。
めまいで起き上がれなくなったり、耳が聞こえづらくなることもあります。
育児疲れの症状だと知っておきましょう。
私はめまいの病気メニエール病に何度かなりました。
軽いめまいを放っておいて右耳が聞こえづらくなってしまいました。
全く聞こえないわけではないですがすごくうっとうしいです。
余計にイライラします。
早めに治療したらここまでならないので、たかがめまいと思わず病院に行って診てもらってください。
些細なことでイライラしてしまう
子供の泣き声にひどく敏感になる、子供が少し散らかしただけでカッとなるなど、日常の中でよく起こりそうに感じますが育児は毎日です。
これが毎日積み重なっていきます。
そしてストレス、疲労となり溜まっていきます。
いつも以上に大きな声で子供を責めるようにしかってしまったなど自分の変化に気が付いたら症状を疑ってみてください。
私も疲れている時ほど感情的に怒ってしまいます。
その時の子供の顔をみて「はッ」とします。
これは叱っているんではなく自分の気分で怒鳴っているんだと落ち込みます。
誰にでもあることですが続くようなら心が悲鳴をあげている状態です。
過食
育児の疲れやストレスが溜まった時、自分の脳が身近ですぐにできる過食でストレスを発散しようとさせます。
食べることをコントロールできなくなり、過食からの嘔吐など摂食障害に移行することも考えられます。
私は過食に気が付かず腹痛で救急車を呼んでもらう事態となりました。
今まで感じたことがないぐらいの腹痛で意識を失いました。
本当に痛かったです。
診断は食べ過ぎと便秘です。
恥ずかしいし情けないし、子供たちは怯えてるし大変でした。
いつの間にかこんなに食べていたとか、食べたいがためにコンビニやスーパーまでわざわざ買い物に行ってお菓子を買い込むなどストレスによる症状かもしれないと感じたら早めに誰かに相談してください。
睡眠障害
出産後から育児が直ぐにはじまり、新生児の時は特に頻回な授乳で睡眠時間がまともに取れなくなりますよね。
初めての経験で慣れなくて授乳して寝かしつけてやっと寝れると思ったらすぐ授乳。
授乳に慣れてきたら夜泣きが始まって眠れないなど出産前に比べて睡眠の質はかなり低下する方が多いです。
育児の疲れストレスがたまると眠る時間ができても眠れないという症状が出ます。
私は、二人目の卒乳ができてやっと夜起きなくなってくれたと思ったら次は自分が眠れない!という事態になりました。
仕事にも復帰したばかりで疲れすぎていたのでしょう、眠らなければと思うほど眠れない日々が続き体力の限界を感じ病院へ行きました。
寝付きが良くなる薬をもらって少しはましになりましたが、今でも薬は飲んで寝ています。
無気力で何も手につかない
育児で毎日の疲れ、ストレスがたまり、また睡眠不足などから思考力や活気が低下します。
私は、ぼーっとしてしまい、何もやる気が起きない、立ち上がる事も苦痛に感じるなど無気力の状態になりました。
二人目が生まれて半年ぐらいの頃です。
泣いているから行かなければと思って立ち上がろうと思うのですが立ち上がるのさえ苦痛でした。
体と心の限界でキャパオーバーしている状態でした。
突然涙があふれることがある
これは育児の疲れ、ストレス過多の状態です。
もう治療の必要な段階かもしれません。
自分がこの人なら話せるという人一人でもいいから相談してください。
病院に直接言って産科の先生や助産師、看護師に相談するのもいいと思います。
自分と子供を大切にしてください。
体重の激減
ストレス痩せという言葉もあるように体重の減少も症状の一つです。
でも、産後母乳をあげて育児に追われ痩せるの当然じゃないの?と思われるかもしれないですが、体重減少の他に上記の症状などがあればストレスで食欲がわかず体重減少している可能性もあります。
私は二人目育児が本当に大変で、旦那の帰りは遅くワンオペ育児でした。
体重を量る暇さえなく日々を過ごし気が付くと激やせしていました。
徐々に体重が落ちるのは産後あることですが激やせは周りから見ても異常であったのか上の子の保育園の先生に「お母さん大丈夫?」と言われ気が付きました。
今の肉をその頃の自分に分けてあげてあげたいです。
誰にも会いたくない、人と話すことが苦痛
誰かにあったり、人と話す時は家に来てもらったり、出掛けたりの準備や気力が思った以上に必要で疲労やストレスが溜まった状態ではその気になることが難しくなりますよね。
そして、家に閉じこもりがちな状態になり子供と二人きりで過ごす時間が続きまたストレスと疲れが溜まっていき悪循環となります。
こういった悪循環に陥らないようにしないといけません。
二人目の時に外の人と話したくない気分になりましたが、二人目ということもあって上の子の保育園の先生には必ず会いました。
行くまで会うまでは苦痛でしたが会ってお話すると気分が良くなることが多かったです。
保育園だけでなく宅配サービスを利用して週一回だけでも誰かと話すなど、出掛けなくてもお話できる機会を作ってみるのもいいかもしれないです。
子供をかわいいと思えない
自分の子供なのに最近かわいいと思えない、子供のことを考えたくないなど子供に対する関心の薄れも育児疲れ、ストレスの症状です。
この症状は人にとても相談しにくいため、一人で抱え込むことが多いです。
私も特に上の子に対し、このような感情が出てきて悩みました。
でも、症状であってあなたが本当に子供をかわいくないと思っている訳ではないです。
心と体が回復すると自然に子供のかわいらしさに目が行き、笑顔になることができました。
私の様に症状を抱えている人はたくさんいます、早めに症状を打ち明けて解消していきましょう。
育児ノイローゼ、産後うつ
育児ノイローゼとは育児の疲れやストレスから精神が不安定になった状態をいいます。
産後うつは、産後の体内の急激なホルモンバランスの変化、お産の疲労などから精神のバランスを崩し心身に不調をきたすものです。
これらの疾患は放置して良いものではありません。
育児はひどく疲れるのが当たり前ではないんです。
疲れた体と心には治療が必要になることもあります。
些細な変化だと自分では思っていても症状の一つであることは考えられます。
産後の検診や子供の検診などを活用して相談していきましょう。
私は、子供の検診の時に話すのはしんどいと思い、問診表にその時の心の状態をいっぱい書きました。
他の方より時間をとって保健師さんがお話してくださいましたよ。
問診表に書いておいたのでいっぱい喋らなくてよかったです。
もし説明するのもつらい時は書いて渡してください。
やってみよう!子育てに疲れた時にリフレッシュできる10の方法!
子育ての疲れやストレスをリフレッシュするための方法をいくつかまとめてみました。
自分自身が実践、利用して良かったと思えるものです。
参考にしてみてくださいね。
1.誰かに話す
分からないことは人に聞き、つらいなと思ったらため込む前に人に話しましょう。
産院の助産師、お住いの市町村の保健師、実母、夫、ママ友、保育園の先生、育児サークルや子育て広場、同じように子育て中の方の集まるネットの掲示板など自分の話しやすい環境でいいので気持ちを表出できる場所を一つ持ってください。
2.育児日記をつける
育児日記といってもかしこまらず、ノートに不安なこと、旦那への不満など書きなぐってもいいんです。
いや、かわいいノートにつけたいという人は時間ができた時だけつけるなど無理のない範囲で自分の気持ちを表出できるところとして育児日記を活用しましょう。
私は育児日記をつけていないのですが、保育園の連絡帳を育児日記代わりに使っています。
今では少しずつ自分の気持ちを織り交ぜて担任の先生と交換日記の様になっていて、子供のことを相談しています。
面白い話などやアドバイスも聞けて読むことが楽しみになっています。
3.一人になる時間を作る
イライラして怒鳴りそうになったら別の部屋に行く、ベランダに出る、トイレにこもるなど一人の空間に行き冷静になる時間を作りましょう。
出かけることは準備がいりますがこれなら誰に何を言われるでもなくできます。
数分でも子供の安全だけ確保して自分一人の時間を作ることでクールダウンできます。
私はかっとなってクールダウンが必要だ!と思った時はどこにでもついてくる子供に「お母さんうんち!」といってトイレに逃げ込みます。
くさいと思いついてきません。
便器に向かって話しかけたりして怪しい人ですが誰も見ていません、思う存分独り言言えますよ。
4.産後はとにかく休む体と心を休ませてあげる。
産後の体は子宮の急激な変化や体内のホルモンの急激な変動、出産によって出来た傷の痛み、お乳が張ってきた痛みなど今まで体験したことがない体の中の変化に見舞われます。
その変化についていき、新生児のお世話もしていかなければなりません。
赤ちゃんは、お弁当と水筒を持って生まれてくるという表現をします。
出産が間近に迫るとなんと!
子宮内で赤ちゃんが体内に水分とエネルギーを大体3日分蓄えて生まれてきてくれます。
お世話を助産師さんや看護師さんに任せてまずは体を休めて退院後の体力を温存しましょう。
少し休めたなと感じるのが大体3日後ぐらいというお母さんが多いそうです。
出産する病院や産院により新生児と同室で過ごすなど決まっていることがあるので、病院を決めるときに自分がどうしたいかじっくり考え決めてくださいね。
すぐにお母さんがお世話しなくてもお弁当と水筒を持ってる赤ちゃんをプロがお世話してくれるから大丈夫ですよ。
5.時には子供を誰かに預けて出かける
時には誰かに預けて一人で出かけましょう、ヘアーサロンに行ったり買い物に行ったりしましょう。
でも、実家も遠いしお父さんは仕事が忙しいなど人それぞれ預けられない理由がありますよね。
そんな時は保育園の一時預かりやお住いの地域の社会資源を活用しましょう。
お住いの市町村によって色々なサービスがあると思いますが、一度ホームページなどから調べてみてください。
「一時預かり事業」「産後のヘルパー派遣」「シルバー人材派遣」など様々ありますよ。
私は、近くの認可保育園の一時預かりを利用しました。
子供は、はじめて行く場所で少し不安そうでしたが何度か利用していくうちに慣れていき、仕事に復帰するときにすんなり保育園に行くことができ一石二鳥でした。
預かってもらった時、一人でランチをしました、一人で焦ることなく邪魔されることなく食べるご飯が久しぶりで涙がでました。
とてもうれしかったのを今でも覚えています。
すごくリフレッシュされて子供を迎えに行った後心に余裕ができました。
6.声を出して泣く
泣くことはストレスの解消に効果的であるとご存じでしょうか。
ストレス以外でも体の疲労まで取ってくれるというから驚きです。
そして免疫効果もアップするんです。
これは泣くしかないです(笑)
泣くことで脳内ホルモンが分泌されすっきり感が味わえます。
泣ける映画を見た後なんかすっきりしていた経験はありませんか。
自分自身に起こった悲しいことで泣くのではなく、映画やドラマ、漫画でもいいです感情的な高ぶりによる涙が効果的だといわれています。
私も、授乳しながら録画しておいた映画やドラマみて泣いてすっきりしましたよ。
上の子が癇癪を起してわーわー言って途方に暮れた時私も一緒に声を出して泣いたことがあります。
これは本当にすっきりしました。
異様な光景ですけどね。
7.好きな歌を歌いながら家事をする
これいいですよ。
子供がやっと寝たから静かに家事をしているという方はハミングだけでもいいです。
音楽好きな方、歌うことが好きな方は本当に気分がほぐれます。
私は、懐メロをユーチューブでかけながら静かにしなくてもいい時、子供が起きている時に歌っていました。
私が歌うと子供もニコニコしていました。
家事が面倒な時にためしてみてください。
すぐにできるお手軽さもいいす。
8.長めにお風呂に入る
お父さんが早く帰って来た時や実家の母が来てくれた時など、お風呂にゆっくり入ってみてください。
私は子供が小さいうちは寝かした後入って起きないか気になってゆっくり入れなかったり、シャワー浴びていたら泣き声の幻聴が聞こえてきて気が休まらなかったりしました。
同じような気持ちでお風呂入ってますよね、でも子育てはみんなでしていくものです。
20分や30分人に赤ちゃんや子供を任せても何も起きませんよ。
ゆっくり湯船に浸かって自分の体と心に向き合う時間を作ってくださいね。
9.家事は手抜きで大丈夫
育児や家事に絶対ってないんです。
~しなければという完ぺきを求める考えは捨ててしまいましょう。
この文章を読んでくださっているということは、多かれ少なかれ自分が育児につかれていると感じてられるのでしょう。
頑張っているから疲れたんです、少しぐらい手を抜いても「まあいいか」です。
あれとこれとを子供が寝ている間にしなければと自分を追い込まない時間を作りましょう。
私もこの感情にたどり着くまでもがきました、でも今では毎日手抜き!
お風呂なんて毎日洗わなくても死にません。
自分と子供を大事にする手抜き大いにしましょう。
10.ベビースイミングなど習い事をする
ベビースイミング、私も子供と通いました。
慣れないうちは疲れましたが、通っているうちにストレス発散になっていることに気が付きました。
運動することで心身共にリフレッシュできていたんです。
また子供がよく寝て、よく食べてくれるようになりました。
音楽に合わせて水中を歩いたりして楽しく笑顔が自然と多くなり子育てが楽しいと思えるようになりました。
ベビースイミングだけに限らずリトミックなど赤ちゃんから通える習い事調べてみてください。
まとめ
子育て中の親御さんは多かれ少なかれ疲れやストレスを抱えています。
私も何も手につかなくて汚れた食器がたまり、干しっぱなしの洗濯物、また些細なことで子供を叱ってしまったなど親失格ではないのかと落ち込んだことはたくさんあります。
そんな時に知人に言われた「親失格と落ち込んでいる時点で子供のことをたくさん考えているってことだし、大切に思っているんだよ」という言葉に救われました。
最初から親であった人は一人もいません。
誰でも最初は親0歳からはじめます。
二人目の時は二人の親としての0歳です。
子育てはずっと初めての連続です。
お父さん、お母さんも人間です、つらい逃げ出したいと思う気持ちは自然なことです。
つらいと思ったら我慢する必要なんてないんです。
自分のことも大切にしてください。
お父さん、お母さんが子供と一緒に成長し体調を崩さず笑顔でいられることが子供さんの幸せですよ。