最近は、一人っ子のお子さんが増えていますね。
子供が一人でも子育てで抱える悩みはあります。
そんな一人っ子を育てているパパ、ママの悩みや、逆に楽しいって思っていること探ってみました。
子育ての悩み一人っ子は「わがまま」は都市伝説?
一人っ子ってわがままに育つなんて言われ方、昔はしませんでした?
私の周りの一人っ子さんにわがままな子はいません。
では、一人っ子ってどんな雰囲気でどんな性格の子が多いんでしょう。
また一人っ子ゆえのパパ、ママの悩みってどんなことがあるのでしょうか。
★男の子
兄弟間の食う食われる的争いがない環境で育つので、「優しい」「おっとり」した子が多いです。
たまに従妹や、友達が家に遊びに来ておやつの争奪戦が勃発すると、かなりの確率で負けます(笑)
子供同士のやり取りを見ていると、一人っ子のお子さんはすごくマイペースです。
それゆえ「わがまま」とみられることもあるのでしょうね。
でも悪気はないんです、そうそれが彼の世界だから。
うちに遊びに来た一人っ子くんがぼーっとしている間にうちの子たちにおやつをとられ、あっけにとられる姿を見ると笑えますよ。
★女の子
男の子同様、兄弟、姉妹間での争いがない環境で育つので「穏やか」で「おっとり」した子が多いです。
女の子は、男の子よりもごっこ遊びやこまごまとした遊びを好む傾向があります。
そんな自分の世界に集中している時に邪魔してくる兄弟がいないので、かなり浸れます。
集中力や想像力が培われる環境にいますよね。
女の子っておませさんが多いですよね。
一人っ子さんは、ママが一番自分の近くにいる同姓であるため大人っぽいことをよく真似している子が多いです。
お手本にするのは良いことですよね。
うちに遊びに来た一人っ子ちゃん4歳が外で遊んで少し汚れた時に「ママー、シャワー浴びたーい」ってちょっと色っぽく言ったときは、その色気にびっくりしました。
完全に女子力負けてました。
そして、その一人っ子ちゃんの後ろで顔に泥つけて笑ってるうちの娘にウケました。
うちの娘は顔に泥が付いていることさえ気が付いていませんでした。
一人っ子の女の子は少し大人びた雰囲気のある子が多いです。
大人びた雰囲気で、穏やかでおっとり・・・モテそう。
そんな一人っ子を育てるパパ、ママは子育てでどんな悩みを抱えがちなんでしょうか
1.周りに一人っ子は可哀そうよ、兄弟は作らないの?なんてほっといてほしいことをよく言われる。
これは、私が一人目を産んだ後も言われたぐらいですから一人っ子のお子さんを育てているパパやママは本当によく言われるんではないでしょうか。
「いや、ほっといて」って心の中で思いながら「ははは」なんて答えになっていない笑いでごまかしました。
二人目が出来るかわからないし、子供は一人と計画されている方もいます。
本当にほっといてほしいですね。
2.「兄弟で遊んでおいてー」が使えない。遊びに行っても、家でも遊びの相手をしなければならない
一人っ子あるあるですよね。
ママがキッチンでお料理している間に兄弟でけんかしながらも遊んでおいてもらうっていうのが出来ないです。
でも、こども園に行くようになったり、小学校に行くようになったら自然と友達と遊ぶようになって手を離れていくんでしょうね。
それはそれで寂しいですね。
3.兄弟間の競争などで切磋琢磨して育たないから、競争心や協調性が育たないんではと心配
一人っ子のパパ、ママで自分は兄弟がいるという方も多いんではないでしょうか。
小さい頃に兄弟で最後のコロッケ取り合いませんでしたか?
私はよくしました。
テレビ見ている間にとっておいたケーキのイチゴも食べられたことがあります。
まあ、私も学校から一番に帰ったらおやつを多くとってましたけどね。
そこには競争心がありました。
一人っ子の場合こんな競争心を持たなくても、出されたおかずは全部自分で食べていいし、よそ見している間に好物がとられることもありませんよね。
また、自分の主張を横からケチ付けてくる兄弟がいないので「そんな意見もあるんだ」っていうことを考える機会も少ないです。
そんなわが子を見て、競争心や協調性が育たないのではと心配するパパ、ママが多いです。
でも、個人差って絶対あるし、子供時代に行く小学校や中学校などで他の子と切磋琢磨して一人っ子のお子さんも十分競争心や協調性が養われるのではないでしょうか。
4.もし自分たちがいなくなったら、この子は一人になってしまうという不安
一人っ子の場合パパ、ママと3人家族というご家庭も少なくないでしょう。
今自分たちに何かあったら、この子は一人になってしまうという不安や将来自分たちが年をとってから子供が一人で高齢の自分たちを面倒見るのかという不安、また亡き後自分たちが残したものを子供一人で引き継ぐという不安。。。
この不安は一人っ子のママからよく聞きます。
あるママは「今は一人っ子が多いから将来結婚する相手も一人っ子かもしれない、そうなったら最悪高齢者4人の面倒を見る羽目になるよ、この子」て言ってました。
もうそんなところまでのことを考えているんだ、すごいと思いました。
私はそんなママ友に「大丈夫、きっとAIが何とかしてくれる、介護はロボットがしている時代に高齢者になるんだよ、でも確証はないからお金貯めていい老人ホームに入ろう一緒に」って言っておきました。
不安がある分計画ができます。
一人っ子でも、兄弟がいても自分たちにもしもの事があった時に子供が困らないように用意しておくことも大切ですね。
子育てで大変なことよりも一人っ子のメリットは?
一人っ子子育てだって悩みがたくさんあって大変なことわかっていただけたでしょうか。
今までは大変なことばかり伝えてきましたが楽しいことだってたくさんありますよね。
そんな一人っ子を育てるパパ、ママが楽しいって感じていることや気を付けていることを次はお伝えしていきます。
1.一人にかけてあげられる時間が十分ある
一人っ子は親の愛情一人占めです。
これは絶対な特権ですよね。
じっくり向き合う時間が兄弟がいる場合よりやはり多いです。
そのため愛情という栄養をたくさんもらって自己肯定感(自分が自分のままでいいんだって思える力)が高く育ちます。
心が安定するんですね。
日本人は自己肯定感が低い傾向にあるそうですが、一人っ子が増えていることをかんがえれば将来の日本は自己肯定感が高い人が多い国になるのではないでしょうか。
とっても素敵ですね。
兄弟がいるお子さんも、周りに一人っ子で自己肯定感の高いお友達がたくさんいていい影響をたくさんもらえることでしょう。
一人っ子のパパ、ママはこのことを理解し思いっきり育児を楽しんで愛情を注いで育ててあげて下さい。
2.金銭的に余裕がある
一人っ子の場合はやはり、一人にかけられるお金も多くなりますよね。
兄弟がいるご家庭の場合、人数分費用がかさみます。
子供一人の場合は一人分の教育費で済みます。
その分家計に余裕ができこれは立派なメリットで楽しいことですね。
ママ友の一人っ家庭はよく旅行に行かれます。金銭的にも人的にも余裕が感じられます。
3.出掛けるときが気軽
一人っ子家庭のママ友とお出かけした時に、てんやわんやの私を見て「子供二人いたら出掛けるの大変そう」って言われ荷物をもってくれたことが度々あります。
もう一人っ子ちゃんが大きくなっていたということもありますが、子供一人を連れてのお出かけがさっそうとしていて、かっこよく見えました。
ママ友に聞くと「これが普通だから気軽って思ったことなかったけど、二人連れて大変そうだから気軽なのかもね」って言われました。
なんともかっこいいお言葉。
子供一人だと荷物も一人分で目を離さずに済むし、兄弟がいてあっちにも走っていき、こっちにも走っていく我が家とは違いやはり気軽に出かけられるようでうらやましい限りです。
その分たくさん出掛けられたくさん思い出作ってあげられますね。
4.子供の持つ可能性や才能に気が付きやすい、伸ばしてあげやすい
一人の子をしっかり見れる分、子供の可能性や才能に気が付いてあげられる機会が多いです。
また、一人で遊ぶことが上手な一人っ子ちゃんたちは、自分の世界に浸り集中力や想像力が長けていることが多いです。
子供が描いた絵をじっくりみて「やばい、すごい」って感じてさっそく絵画教室へなんてことも一人っ子ちゃんの特権ですね。
兄弟がいる場合はもう一人連れていくということになりますので・・・
一人っ子は自分の可能性や才能を伸ばしてもらえ、兄弟間の競争がない分ナンバーワンでなくオンリーワンな子供に育ちますね。
素敵です。
一人っ子育児で気を付けていること
一人っ子育児楽しいこといっぱいでしたね。
そんな一人っ子を育てているパパママが楽しみながらも気を付けていることあるんでしょうか。
ママ友に聞いたり調べてまとめてみました。
どうしても一人っ子だと周りの大人が構いすぎてしまうことが多いですね。
時には子供に全部やらせる時間を意識して作っておられる家庭が多いです。
また先回りして子供が欲求する前に欲していることを叶えてしまいがちですが、子供が「○○取って」などと言うまで待つようにされています。
ママ友が小さいうちはなおさら、お友達と遊ぶ機会を作るようにしてきたと教えてくれました。
兄弟がいる家庭に比べたら少ない時間でもほかのお子さんと接して時にはおもちゃを取り合ったり、順番を待って遊んだり社会のルールを学ぶ時間を作るように気を付けていたそうです。
頭が下がります。
また、お手伝いも時間がたっぷりとれる分たくさんさせているとママ友が言いました。
「お手伝いさせるのって実は余計に時間がかかって手間でしょ、でも意識してしてもらうようにしてる」そうです。
ママやパパのお手伝いをすることで、誰かの役に立つことの楽しさややりがいを感じたりできた喜びを実感できます。
自信がついたりパパ、ママとのコミュニケーションの機会となり、願ったりかなったりですね。
まとめ
隣の芝生は青く見えるという言葉があるように、他の兄弟のいるご家庭がにぎやかに見えることもありますよね。
でも兄弟がいる、多い家庭も楽しいことがたくさんある反面、悩みもたくさんあります。
一人っ子のご家庭ならではの楽しみ方で、あっという間に育ってしまう我が子と生活を楽しみましょうね。