お正月のメインと言っても過言ではない雑煮。
実は、関東と関西で雑煮がいろいろ違うのを知っていましたか?
関西のお雑煮の大きな特徴と言えば、お餅。
関西でも関東でもお雑煮にはお餅が入っていますが、関西のお餅は丸いのが一般的です。
白みそで味付けされているのも大きな特徴です。
また、中に入っている具材も地域によってそれぞれなので、関東、関西よりも細かく見てみるともっと面白いですね。
雑煮のだしの作り方!家庭でも本格的に作るコツとは
さきほど、関西のお雑煮の特徴についてお話しましたが、正直関東とは様々な面で違うところがあるので、作るのが難しそうに感じちゃいますよね。
そこで今回は、簡単に作れる関西のお雑煮のつくり方についてお話していきたいと思います。
まず雑煮を作る工程のファーストステップである関西のお雑煮のだしの取り方についてです。
先にもお話したように関西のお雑煮は、白みそで味を付けるので、昆布でだしをとるのがおすすめです。
カツオだしなどの他のだしでつくると、白みその風味が弱まってしまうからです。
それでは、昆布だしの取り方について説明していきます。
まず、使用する昆布の表面をこするようにしながら、水で洗います。
その次に、水を入れたお鍋に昆布を一晩浸しておきます。
一晩たったら、そのお鍋に沸騰する直前まで火をかけます。
小さい泡がふつふつと出てきたら、沸騰する直前の合図です。
そのあと、中に入れていた昆布を取り出して完成です。
他のお料理でも使えるので、この機会に覚えておきましょう!
雑煮の作り方!めんつゆを使って簡単に作る方法
関西のお雑煮の特徴やだしの取り方についてお話してきましたが、ぶっちゃけ雑煮自体作るの大変そうだなと感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
実際私自身も、昆布だしを前日から準備しなければならないのは、かなり面倒だなと感じてしまいます。
そんなちょっと面倒臭いと感じた方におすすめなのが、めんつゆを使うお雑煮のつくり方です。
まずは具材とお餅、めんつゆ、みりんを用意してください。
葉物を茹でてよく水気をとって器に入れましょう。
次にお餅をお好みで焼きます。
そして3カップのお湯にめんつゆ大さじ1.5杯、みりん大さじ1杯まぜて、葉物が入っている器に注ぎ、上にお餅を乗っければ完成です。
とても簡単ですよね。
このめんつゆを使ったお雑煮は少し関東のお雑煮よりですが、ちょっと面倒くさいなというずぼらさんにはかなり簡単においしく作れるので、ぜひやってみてもらいたいです!
まとめ
お雑煮だけでなく、簡単に和食を作りたいなというときには、めんつゆを少し使うと一気に本格的なお料理に仕上がります。
和食を作るのが苦手な方は、ぜひやってみてください。
また、関東出身の人と関西出身の人がそれぞれ自分の馴染みのある雑煮を作って食べあったりしても面白いですね。
ただお雑煮を食べるよりも、お互い作りあっていろいろな地域の雑煮の味が楽しめれば、慣れないお料理を作るストレスが軽減します。
地域差があるからこそ、そのギャップを楽しんじゃいましょう!