正月飾りの一つである「鏡餅」
毎年買ったものを飾っている方が
多いのではないでしょうか。
スーパーに行くと、王道のものはもちろん、
キャラクターをモチーフにしたものなど、
色々ありますよね。
でも、今年は家族みんなで作ってみませんか?
杵と臼がなくても、
実は自宅で簡単に作れるんですよ~。
せっかくなので、
鏡餅の基本知識も一緒に学びましょう!
どうしてお正月に飾るの?鏡餅の由来から意味まで調べてみた!
お正月は、歳神様を迎え入れて、
一緒に新年を祝う行事です。
鏡は三種の神器の一つでもあり、
古くから神様が宿ると信じられてきました。
そのため丸いお餅を鏡に見立てて、
お迎えした歳神様の依り代としました。
これが鏡餅をお正月に飾る由来といわれています。
鏡餅は大小2つの丸いお餅を重ねていますが、
大きいお餅は陰(月)を、
小さいお餅は陽(太陽)を表しているんです。
これらを重ねることは、
「円満に年を重ねる」という意味も込められ、
縁起が良いとされています!
また、丸い形は人の魂(心臓)をかたどったもの
と考えられています。
1月11日に鏡開きをし、
神様にお供えした鏡餅をいただくことで、
生命力を授かることができるといわれています!
※地域によっては1月15日に鏡開きをします。
鏡餅は、12月26日から28日の間に飾ります。
特に28日は末広がりの「八」がつくため、
縁起が良いと好まれています。
反対に、29日だと「二重苦」、
31日だと「一夜飾り」といって
縁起が悪いとされ、避けられています。
28日に飾るのを忘れてしまったら、
30日に飾りましょう!
鏡餅の作り方をご紹介!簡単においしくできる方法
それではご自宅でも簡単にできる、
鏡餅の作り方をご紹介します。
- 材料(1個分)
もち米 2合
片栗粉 適量 - 作り方
① もち米は一晩浸水させてから炊飯器で炊く。
② ①をすり鉢やボウルに入れ、
すりこぎで米粒がなくなるまでついて餅にする。
③ 大小2つの器(お椀や丼、ボウルなど)を用意し、
ラップを敷いておく。
④ 手に片栗粉をつけ、
餅を大小2つに分けて③の器に入れる。
⑤ 冷めたらラップを外して完成!
④のあと、指に水をつけて餅をなでて形を整えると
きれいに仕上がります。
もち米を潰す作業は、
ぜひ子供たちと一緒にやってみましょう!
ちなみに手作りのため、鏡開きまでは持ちません…
完成したら早めに召し上がってくださいね。
まとめ
鏡餅は、
お正月にお迎えした歳神様の依り代として飾ります。
神様が宿ったお餅をいただくことで、
生命力を授かることができます。
もち米があれば簡単に作ることができますので、
ぜひ今年のお正月は
家族で手作りしてみてはいかがでしょうか。