日本には昔から神社やお寺はたくさん建てられており、初詣やお祝い事、厄除けなどの祈願にも多くの人が訪れます。
私の家の近くにも小さな神社やお寺があります。
昔からあるので当たり前のように訪れている人は、子供にお寺と神社の違いは何?
と聞かれたとき、違いが分からず困ってしまうことも多いのではないでしょうか?
また、神社やお寺の参拝方法も何が正しいか分からず、見よう見まねでしているだけといった人も多いですよね!
そこで今回は、神社とお寺の違いは何かそして参拝方法について記事にまとめます。
参拝の作法を学ぼう!神社とお寺で何が違うの?
まず神社とお寺の大きな違いは、信仰にあります。
神社は神様で、お寺は仏様です。
そして聖職者も全く違い、神社は神職と宮司そして巫女ですがお寺は住職や僧侶、お坊さんが聖職者となります。
入り口にある門にも違いがあり、神社は鳥居でお寺は山門です。
また、神社にはお墓はありませんがお寺にはお墓があります。
神社とお寺ではこれだけ多くの違いがあるのです。
ですから参拝方法にも、もちろん違いがあります。
神社の参拝方法は2拝2拍手1拝で行うのが正しい方法です。
小さく頭を下げたら、次に2度深く頭を下げます。
そして正面を向いて大きく2回手を打って、また1度だけ深く頭を下げるのです。
一方お寺の参拝方法は、神社のように手を打つことはありません。
お賽銭を入れて小さく頭を下げながら手を合わします。
知らずに参拝していた方は、ぜひ参考にしてください。
では次に、初詣の参拝方法についてお話します。
参拝の作法は初詣でも同じ?
結論から言うと、神社とお寺では初詣の参拝方法も違います。
初詣だから同じで良いのではなく、神社とお寺ではそれぞれ信仰が違うため拝み方も違います。
お寺ではろうそくとお線香が売られていることが多く、参拝前にお線香を焚いて身体を清めてから参拝するのがオススメです。
参拝方法は、前述でお話しした通り、神社とお寺の参拝方法で良いので参考にしてください。
しかし、神社によってはその神社独自の参拝方法があるため、事前に調べるか、聖職者の方に直接聞くこともオススメです。
まとめ
神社とお寺は当たり前のように身近にあるため、それぞれの違いや作法正しい方法など深く考えたことがないという方も多いですよね。
私もそのうちの一人でした。
神社とお寺は全く違います。
聖職者や建物の造り、そして参拝方法に信仰、お墓の有無などの違いがあります。
神社は2拝2拍手1拝の参拝方法が基本となります。
しかし神社によっては参拝方法が上記と異なる場合もあるため、参拝前にその神社を調べてから訪れることもオススメします。
それから、お寺の場合は手を打たずお賽銭を入れたら、小さく頭を下げながら手を合わせて拝みます。
これらの違いを知った上で、どこで参拝するかはその人次第です。
ぜひ参考にしてくださいね。