赤ちゃんが生まれるとその日からお母さんは2~3時間に1回程度ミルクを赤ちゃんに与えなければなりません。
初めての出産だと、どのくらいの量が適正なのか分からず悩むこともありますよね!
特に吐き戻しが多い場合は、飲みすぎなのかそれともこのままでよいのかなど心配になってしまうことはよくあることです。
私の場合は長女は完全にミルクで子育てしたのですが、最初のうちは吐き戻しが多くあげすぎなのか心配になり、助産師さんに何度も相談した経験があります。
第一子は初めての経験ばかりなので、どう対処したらよいのか不安になることも多いです。
そこで今回は、新生児の時のミルクの量はどれくらいが適正なのか、そして新生児のミルクの吐き戻しの理由や対応について記事にまとめます。
新生児の時のミルクの量はどれくらい?飲みすぎが心配…そんな時は?
新生児の時に飲む1日のミルクの回数は、6回~8回程度が適正です。
また、ミルクで育てる場合は母乳に比べて消化や吸収が遅いです。
そのため赤ちゃんに適正な回数や量を与えていなければ、胃に負担となってしまうことがあるため気をつけなければいけません。
また、3時間以上の間隔をあけてミルクを与えることも必要です。
それから、新生児の適切なミルクの量については目安があるのでご紹介します。
まず、生後0~7日の赤ちゃんの場合は、まだ母子ともに産婦人科で入院している場合が多く、助産師さんからその赤ちゃんに合った適切な量を聞きながら、ミルクをあげることが多い時期です。
生後1~2週間の場合は、1回に80mlのミルクを1日に7回程与えます。
生後2週間~1か月の場合は、1回に80~120mlのミルクを1日7回程度与えます。
これらはあくまでも目安の基準です。
赤ちゃんによって体格も違えば飲める量も違うため、赤ちゃんの様子をみながら適正量を基準に飲ませることをオススメします。
あまり飲まない子もいれば逆に飲みすぎで心配になる子もいます。
そういった場合は、赤ちゃんを分娩した病院の助産師さんに相談すると的確な指示を受けることが出来ますので相談されることをオススメします!
また、飲み過ぎであれば吐き戻しをしたり、お腹がいっぱいになり過ぎてしんどくて泣いたり、便秘や下痢そして急激に体重が増加しているため、そのような様子がみられる場合は飲む量を少なくして調整しましょう。
それでは次に、新生児にミルクの吐き戻しがあるのはなぜか、そして対応策についてご紹介します。
新生児にミルクの吐き戻しがある理由と対応策
新生児の時は特にミルクの吐き戻しが多くみられる場合がありますがその原因はいくつかあります。
1つ目は、ゲップがちゃんと出ていない場合です。
ミルクを飲ませた後は、ミルクと一緒に入った空気を出すためにゲップをさせなければなりませんが、そのゲップが不足していると吐き戻しが多くなります。
そのため対応策としては、ミルクを飲んだ後はしっかりゲップさせることと、哺乳瓶の口が合わない場合も空気が入りやすいため、哺乳瓶の口を変えてしっかりと飲めているか見ましょう。
2つ目はミルクを飲み過ぎている場合です。
お母さんは赤ちゃんが泣くとミルクが足りないからだと勘違いして、適量よりも多く飲ませ続けてしまうことがあります。
その場合、飲み過ぎで泣いていることが多く吐き戻す原因になります。
そのため、適正量はしっかり守り赤ちゃんの様子をみながら見極めましょう。
まとめ
新生児の時期のミルク量は、それぞれの時期によって大きく異なります。
また、それぞれ赤ちゃんの大きさも異なるため上記でご紹介したミルク量はあくまでも目安として考え、赤ちゃんの様子をみながら与えましょう。
分からない場合は、産婦人科の助産師さんに直接相談されることもオススメです。
実際に赤ちゃんがミルクを飲む様子や日頃の飲み方を伝えることで、適切なアドバイスをもらえます。
ぜひ参考にしてください。
また吐き戻しが多い新生児の場合、原因はいくつかあります。
上記に示した原因かどうかはお母さんがしっかり判断しましょう。
そして対応策もご紹介しましたので、そちらもぜひ参考にしながら対応してください。