昔から、日本で親しまれてきた行事である餅つき。
おそらく、ほとんどの人が参加したことがあるものだと思います。
しかし、餅つきを準備するとなると話は別ですよね。
参加したことがあるとは言えども、何から準備をしていいのか悩む方はたくさんいらっしゃると思います。
今回は、そんな悩みを抱えた方必見の餅つきのあれこれについてお話していきたいと思います。
餅つきに必要な道具とは?どこで手に入る?
まず、餅つきをするにあたって準備をするものについてお話していきたいと思います。
餅つきに必要な物は、臼(うす)、杵(きね)、蒸し器、餅とり粉、もち米です。
必要な材料はスーパーなどで気軽に購入することが出来ます。
そう考えると、準備が大変そうに感じる餅つきですが、結構気軽に出来ちゃうんだ!
とびっくりしちゃいますね。
臼(うす)や杵(きね)は、毎年餅つきを開催しているところなら、準備しなくてもあるかもしれませんが、購入しなければならない場合は、ホームセンターをのぞいてみると良いでしょう。
餅つきの段取りやつき方のコツを伝授!
ではいよいよ餅つきの手順についてお話していきたいと思います。
まず、前日に準備しておくことがいくつかあります。
一つ目に、もち米を研いで、お水に浸しておくこと。
二つ目に、臼の中に水を入れて置くことです。
これは、臼に水分を吸わせることによって、木が割れにくくなり、当日に使いやすくなります。
次に当日にする手順についてです。
まず前日から水に浸しておいた、もち米を蒸らしましょう。
この蒸らす時間は約1時間なので、餅つきを開始する時間の1時間前から蒸らしましょう。
蒸らし方は、地域によって多少異なりますが、今回は一般的な方法をご紹介します。
蒸し器の中に一度濡らして固く絞ったおしぼりを敷きます。
その上に、もち米をドーナツのような真ん中を開けた形にして乗せます。
その状態のもち米を、固く絞ったおしぼりで包み込んであげるように、かぶせてください。
そして、強火で45分から1時間ほど蒸してもち米の準備は完了です。
蒸している間に、前日、臼に入れて置いた水を捨て、代わりに熱湯を注ぎ、臼と杵を温めておきましょう。
これで餅つきの準備はすべて整いました。
蒸したもち米は、臼の中に入れたら、最初はつかずに、もち米の粒感がなくなるようにすりつぶしてあげてください。
もち米たちのかたまり感が出てきたら、つき始めて大丈夫です。
ついている途中に、お水を付けた手で合いの手を入れますよね。
あれは、ひっくり返すようなイメージでやると上手に出来ますよ。
最後に
今回は餅つきの準備や段取りのお話をしましたが、それと同じくらい大切なのが準備する調味料ですよね。
開催する場所や参加する年齢によって、消費される調味料の量は変わってくるでしょうから、それを踏まえた上で調味料の量を考えましょう。
おそらく保育園や幼稚園で開催される餅つきは黄な粉や醤油はたくさん消費されると思いますが、おろしなどはあまり好まれないのではないでしょうか?
準備するのはとても大変だと思いますが、昔から楽しまれている素敵な行事をみんなで楽しめるように頑張ってください!