今まで雪が珍しい地域に住んでいた方にとっては、車の雪対策は頭の痛い問題かもしれませんね。
しかし、しっかりと対策をしておかないと、自分の問題だけでなく、雪道に出れば、他の人たちにも迷惑がかかってしまいます。
今回は、車を雪から守るために必要なアイテムを紹介します。
車に雪除けのカバーはいらない？フロントガラス専用はどう？
雪の降る地域では、毎朝、フロントガラスが凍結してしまいます。
これでは、朝、出かけようと思ってもすぐには出かけられませんね。
このような地域では、夜の間に、雪除けのカバーを取り付けることをおすすめします。
シートタイプのフロントガラスカバーが使いやすいです。
車に乗る前にカバーを外すだけなので、簡単で時間もかからず、後で紹介する解氷スプレーよりもコストパフォーマンスがいいです。
アマゾンや楽天市場で色々扱っていますから、探してみましょう。
ただ、今まで雪が降らない地域に住んでいたあなたは、雪除けカバーの取り付けが習慣になっていないかもしれませんね。
前の晩にうっかりカバーの取り付けを忘れて、フロントガラスが凍ってしまい、前が全く見えないということも・・・。
こんな時に力を発揮するのが、解氷スプレーです。
ほんの１分ほどで解凍ができてしまいます。
頼もしい味方ですから、必ず１本用意しておきましょう。
私の住む地域は、年に１～２回ほど雪が積もることがあります。
ですので、車のフロントガラスカバーは使用していませんが、解氷スプレーは用意しています。
出かける前に時間をかけず解凍できますから、本当に便利です。
次に、間違った解凍法を一つお伝えしておきます。
それは、凍ったガラスに熱湯をかけることです。
熱湯をかけると、急激な温度変化で、ガラスが破損する危険がありますから、絶対にやめましょうね。
車に積もった雪でワイパーが動かない！？そうなる前にすべきこと
雪予報の前日や当日の朝に、ワイパーが立てられている車を見たことがあるのではないでしょうか？
ワイパーを立てるのには、ちゃんと理由があります。
その理由は３つあります。
1.ワイパーが動かなくなることを防止
ワイパーブレードとガラスの間の水分が凍結すると、ワイパーが動かなくなってしまいます。
2.ブレードの切断や傷みを防止
凍結したワイパーブレードを無理にはがすと、ブレードが切れたり傷んだりします。
3.ワイパーの折れを防止
雪の重みでワイパーが折れてしまいます。
ワイパーブレードの交換は数千円ですが、ワイパーの修理は結構な金額がかかりますから、前もってワイパーを雪から守ってあげましょう。
その他に必要なアイテムは、スノーブラシです。
ドアレバーの雪や、車の上の雪をおろすのに便利です。
特に車の上の雪はおろしておかないと、運転中に雪がフロントガラスに落ちてきて、急に視界をふさいでしまい、事故を起こしかねません。
非常に危険ですので、気をつけましょうね。
まとめ
車の雪対策に必要なアイテムを紹介してきました。
その他の注意点として、雪が降らない地域ではあまり知られていないことですが、積雪・凍結している道路をノーマルタイヤで走ることは違反です。
必ずスタッドレスタイヤに履き替えるか、チェーンを装着しましょう。
チェーン義務のあるところでは、チェーンの装着がマストです。
車の雪対策は、事前の準備が大切です。
今回の記事を参考にして、準備を進めてくださいね。
