私が体験した子育て中の辛い時期とは?それは離乳食の大変さ!

子育て

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『離乳食』という言葉を知ったのは妊娠期間中の雑誌でした。

 

私は大きなお腹をさすりながら、雑誌に書いてあるレシピを微笑ましく切り抜きしていました。

まさか、こんなに大変なことになると思いもせず・・・。

 

子供の成長の一つである離乳食期を、食べてくれないわが子と私がどのように過ごしたのか、お話ししたいと思います。

 

ワクワクドキドキの初離乳食!期待とうらはら全く受けつけず!

まずは定番のおかゆを育児書を見ながら作り、ドキドキしながら初めてわが子の口に持っていった時のことです。

口に入れた瞬間、一瞬で吐き出されました!!

口からデロっと出たおかゆをスプーンで集め、もう一度口に入れ直してもやっぱり吐き出されてしまいます。

この繰り返しで初日は散々でしたが、その時の私はそれでも新しいことへの熱意とわが子可愛さでなんとも思わず終了しました。

 

今思えば、そこから魔の離乳食期に突入していたのです。

 

せっかく離乳食作りを楽しみはじめたのに…イライラしてきた私!

野菜を茹でて裏ごしして、混ぜて、小さな小分けにする。

その過程が理科の実験をしているみたいで、楽しくて子供がお昼寝している時間は黙々と何かしらを作っていたのを覚えています。

が、、そんな母の楽しさを裏切るかのようにわが子は口に入れては出す、入れては出す、の繰り返しでした。

 

離乳食を作る→食べない→捨てることになる→イライラする

ほんっと負の連鎖です。

 

それでは結局栄養にはならないので、母乳とミルクを規定量飲ませて、離乳食を捨てる日々が続きました。

 

あーもうダメ!可愛い我が子なのにイライラがピークに達したけれど…

いつものように離乳食を手作りし、あげても食べてもらえず。

とある日、どこか自分にプッツンときてしまったことが一度だけあります。

その時はわが子の顔を見るのも、声を聴くのも嫌でキッチンのカウンターに入りこみ、頭からバスタオルをかぶり、手で耳をふさいでいました。

 

さすがに母の姿が見えなくて泣くわが子の声でハッとして我に返りましたが。。。

 

でもある意味、そこから自分自身が吹っ切れたような気がしています。

「もう、やめた!やめた!」と。

 

吹っ切れた私が実践してみた4つのこと!型にはめずに時には相談も!

その一件から吹っ切れた私が実践したことです(あくまで参考でお願いします)

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・手を替え品を替えして作っていたのをやめて、子供用として手作りするのはおかゆとかぼちゃのみ!と決めました。

(かぼちゃだけは唯一食べてくれていた感じがしたので)

無理して作る事をやめて、ご飯を捨てることもなくなったので、それだけで気持ちがとても楽になりました。

あとは大人のおかずの味の薄いものを刻んであげたり、市販のベビーフードもたくさん使いました。

便利な時代だということにようやく気付きました。

 

・食事のマナーは離乳食期から教えた方がいい、、、とある育児書で読んだのを真に受けて、手を合わせて『いただきます・ごちそうさま』、をさせていたのをやめました。

しないときには何度もさせていて、ご飯の始まりと終わりが楽しくない時があったので。

でもそのうちに、隣で私がしているのも真似して自然と一緒にするようになりました。

何度も無理にやらせていた自分に反省。。。

 

・それまでは食べないわが子に少しでも食べさせたくて、ダラダラと長い時間を食卓で過ごしました。

そうすることで私自身の時間も奪われ、食べないわが子にイライラが増してきます。

なので、食べたくない雰囲気のときは即終了!することに。

でも、また食べたくなるようなら、必ず食卓に座らせるようにしました。

食事時間が一日に何度もやってきますが、それで食べる量が一日分になるのならと思うようにしました。

無理に食べさせているというストレスから解放されることにより、広い心を手に入れました。

 

・栄養!栄養!と思うのをやめて、食べたいもの、好きなものをあげるようにしました。

近所の保健センターへ行き、保健師さんに相談すると、

「離乳食から栄養を取ることも大事だけれども、それよりもお母さんと一緒に食べ物を口にするという行為を学ばせてあげて、楽しく笑顔でね!」と言われました。

それを聞いた私は暗闇が晴れたようにすっきりしました(単純です)笑

 

今まで保健センターへは健診の時にしか行かなかったのを、それからはこまめに近所の保健センターへ行き、保健師さんに相談するようになりました。

離乳食のことはもちろん、わが子は成長曲線が標準より下回っていたので成長の事など、話を聞いてもらえるだけでいつも心穏やかになれました。

 

あせらないあせらない!ちゃんと食べるようになる日はやって来る!

それからも一進一退を繰り返し、「食」への関心がようやく出てきたのは、1歳をすぎてほぼ大人と同じようなものを食べるようになってからでした。

徐々にですが、朝昼晩をはっきりさせて、三食きちんと食べきるようにもなりました。

 

結局、妊娠中に切り取ったレシピなど使うこともなく離乳食期を終えた私。

今思えば子どもも「せっかく作ったんだから食べなさい」という私からの無言のプレッシャーがあったのでは、と思ったりもしますが、あの悩み苦しんだ時期は忘れられません。

 

私は今でもあの日、キッチンのカウンターでバスタオルをかぶった自分と泣いているわが子の姿を思い出す時があります。

 

同じ悩みで苦しんでいるママさん、パパさん、ダメダメで何の参考にもならないかもしれませんが、こんな人もいるんだ!うちはまだマシ!とある意味、安心していただけたらと思っています(笑)

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