ねばねばの食感がおいしい人気のオクラは、冷凍保存ができるので保存食に向いています。
オクラは、まとめて売られていることが多く、余らせて残ってしまうこともありますね。
今回は、オクラの冷凍方法や保存食レシピをご紹介します。
オクラの冷蔵保存は野菜室を利用しても4〜5日程度です。
私もオクラを残してしまうことが多く、あとで使おうとしても腐らしてしまいます。
オクラの冷凍はカットした後も可能で、小分けにして冷凍しておくと、使うときも便利です。
オクラを冷凍保存する前に、まずオクラの下処理をしましょう。
ちょっと手間はかかりますが、下処理をすることによってオクラの表面の産毛を取って冷凍すると、鮮やかな仕上がりになります。
【下処理の仕方】
オクラ全体に塩をまぶし、まな板などを使って板ずりをします。
手のひらでオクラを軽く抑えながら板の上で転がしてオクラの産毛を取ります。
次に、オクラのヘタの部分にあるガクの固い部分を削ぎます。
ヘタ全体をカットしてしまうと、茹でた時にオクラの中に水が入ってしまいますから、茹でるまえにヘタをカットしないように注意しましょう。
ガクを取り除いたら、一度に使う分量ごとにラップをして、密閉できるフリーザーバックに入れます。
空気をよく抜いて冷凍庫で保存しましょう。
【オクラの冷凍保存期間】
生の状態で冷凍保存をしたオクラの保存期限は1ヶ月が目安です。
一本ごとに冷凍してもいいですが、オクラをスライスして冷凍することも可能です。
この場合も、一度に使う分量ずつを小分けにしておきましょう。
スライスにしておけば、お料理の彩りに加えたい時や、汁物の仕上げに使いたい時にすぐに使えて便利ですね。
茹でてから冷凍する場合は、下処理をしたあと熱湯に10~15秒くぐらせて粗熱を取ってから小分けしてラップで包みます。
お湯で茹でたオクラを水にさらすと水っぽくなって食感が悪くなります。
茹でてから冷凍しても保存期間は1ヶ月です。
冷凍オクラを使った保存レシピは、「オクラのお浸し」や「とろろとオクラの味噌汁」などがいいですね。
そうめんなどの麺つゆにも入れても美味で、豚肉との炒め物にも合いますのでおすすめですよ。
自宅で簡単に出来る!オクラ茶のダイエットの作り方!
オクラには食物繊維が豊富に入っていて、水に溶け出すという性質を持っています。
この性質を利用して作った「オクラ茶」は、ダイエットに向いています。
100g中にどのくらい食物繊維が含まれているかというと、ごぼうが9g、 オクラ5g、キャベツ1.8gなどです。
ごぼうのほうが、食物繊維が豊富なのですが、残念ながら糖質が多いので血糖値を気にする人には不向きの食材です。
糖質で見ると、100gあたりのごぼうの糖質は約10g、オクラは1本あたり(10g)、約0.2gほどなのです。
低糖質と言われている野菜の中でも、オクラは特に低糖質で、高血糖の人や糖質制限ダイエットをしている人にはおすすめの野菜です。
【オクラ茶の作り方】
オクラ茶の作り方はとても簡単で、オクラとお茶パックに水を加え、冷蔵庫で8時間寝かせるだけです。
◎材料
オクラ……10本(オクラのガク(根本の部分)を取り除く)
水出し用の緑茶パック……2個
水……1リットル
ポット
緑茶をプラスするのがポイントです。
【オクラ茶の注意点】
オクラは生のものを使うので、必ず1日で飲み切るようにします。
オクラは作るたびに、毎回新しいものを使いましょう。
食物繊維が壊れるのでお湯で作るのはダメ、必ず水で作ることがポイントです。
毎日1リットルがキツイ場合は、500mlの半分の量でオクラも半分、緑茶も1パックで作ってみましょう。
オクラを使ったパスタのレシピ人気ベスト5!
オクラのパスタというと和風のパスタを思い浮かべますが、意外と洋風でも合います。
ここでは、オクラの和風でも洋風でもいけるパスタのレシピ人気5をご紹介していきます。
1、たらこ(明太子)とオクラのパスタ
たらこ(明太子)に茹でたタコをいれて贅沢に!オクラが合います。
市販のたらこ(明太子)ソースを使って簡単にアレンジできます。
2、納豆ときのこのパスタ
私もお店で食べたことがありますが、納豆のパスタっておいしいですよね。
通常でも納豆にオクラを入れると美味!
それにきのこも入れたら和風パスタの王道ですね。
3、桜エビとオクラのパスタ
桜エビを想像しただけでも食欲が湧いてきそうな一品。
オクラとは彩りも味も最高です。
味付けはにんにくと醤油でいかがでしょうか。
4、ペペロンチーノ、オクラ和えのパスタ
オクラがアクセント、食欲の出る一品。
市販のソースでも手作りでもいけますね。
5、トマトのサーモンの冷製パスタ
冷製パスタは氷水で冷やすのがポイント。
さっぱりとレモン果汁をつかうと、おもてなしにもぴったりです。
冷製パスタは難しく冷やすと固くなってしまいます。
冷製パスタは固くなりやすいので、袋に書かれた茹で時間より1,2分長く茹でましょう。
茹で上がったら素早くざるに取って熱湯を切り、それをあらかじめ用意しておいた氷水にざるごと浸けると急冷できます。
氷水はざるより一回り大きなステンレスのボウル(熱伝導率がよく一瞬で冷めやすい)に入れておくといいですよ。
氷たっぷりで用意してくださいね。
麺全体が冷えたら、すぐにざるを引き上げて水気を切り、パスタをふきんにあけて包みます。
ふきんを軽くねじるようにして水を絞るといいでしょう。
今回のまとめ
オクラはパックになって売っているので、いつも最後はダメにして捨てていました。
これからは、冷凍保存して最後までオクラをおいしく食べるようにしたいですね。
オクラは栄養価も高く、安価なので色んなアレンジに挑戦してみましょう。