受験などで子どもの合格を願う場合、
神社にお参りしたいですよね。
本人に言っても
お参りに行く気があるとは思えないですし、
冬は風邪やインフルエンザなどの
感染症が流行る時期なので心配です。
できるだけ、人混みを避けて
外出を控えたほうがいいのかなど
考えてしまいます。
今回は、本人の代わりに合格祈願に行って
お守りなど買ってきても
効果があるのか考えていきます。
基本的には、本人以外の人が
本人の代わりに合格祈願にお参りをしても
効果があると考えます。
「合格祈願だから本人が行くべき」と思われますが、
神社にお願いごとをするのは
本人以外でも大丈夫です。
合格祈願だから、
そう思ってしまうのかもしれませんね。
これが子どもの病気や
夫の会社の昇進などであれば、
母親として妻として、
自分以外のことを本気で心配して
お参りをするのは自然なことで、
「効果があるかな」とも思いつかないことです。
私も、あまりにも夫の不運が続いたときに
神社にお参りをしたことがあります。
神社に行ったことは夫に黙っていましたが、
お参りをしたことで
気持ちがすっきりした経験があります。
そのときはとにかく夢中で、
仕事の合間をぬってお参りに行ったので、
本人かどうかなんて考えもしませんでした。
神様も「本人でないからだめ」とは
言わないと思いますよ。
合格祈願に代わりに行って、
試験や学校に合格できたら
今度は本人が「お礼」として神社にお参りをすれば十分です。
きっと神様も分かって下さるでしょう。
「困ったときの神頼み」だけして、
叶えてもらったら知らんふりはいけませんよ!
合格祈願はいつ頃行くのがいいの?早すぎるのはダメ?
では、合格祈願には
いつ行けばいいのでしょうか。
合格祈願にいくのは「いつまで」と
特に決まりがあるわけではありません。
自分が思い立った日に行くのがいいですね。
予め「この日に行く」と
決めておいてもいいかもしれません。
受験の場合は、1月下旬から2月中旬くらいに
試験があることが多いですが、
推薦などの場合は年内に決まったりします。
その年に受験があることが分かっていれば
初詣で神様にお願いをします。
私も子どもの受験がある年なら、
張り切って初詣に行くに違いありません。
初詣にお参りに行ったうえで、
受験が近づいてきた3,4ヶ月前に
もう一度神社に合格祈願に行きます。
子どもが合格祈願に行きたいと
言うのであれば、本人に任せます。
代理で行った場合は、
私は子どもや本人に
「お参りをしてきたと」と伝えないです。
平常心が何よりも大切なので、
変なプレッシャーをかけたくないですね。
合格祈願の言葉、神様に好かれる言葉は?
合格祈願と言えば、「絵馬」があります。
絵馬の由来は、
「神馬として生きた馬を神様に献上する」
という奈良時代の風習だと言われています。
つまり最初は生きた馬を
神様に献上していたのですね。
時代とともに生きた馬から木や土で作った馬、
さらに絵の馬になり現代に至っています。
神社に行くと、
たくさんの絵馬が飾ってあり、
皆それぞれ色々な言葉が書いてあります。
もちろん合格祈願や
お願いごとの言葉だと思いますが、
この絵馬に書く言葉は
どんな言葉が効果的なのでしょうか。
実は絵馬には正しい言葉、
書き方(好ましい言葉、書き方)が存在します。神様に好かれる書き方です。
ここでは「合格祈願」の願い事を
叶えてもらえるような、
絵馬の正しい書き方を紹介していきます。
・願い事は絵馬の裏に書く
絵馬は馬の絵が描いてあるほうが表なので
裏の面に書きましょう。
・絵馬に書く筆記用具は墨か油性ペン
絵馬を奉納する場所は外が多いですので
水性ペンではなく、
墨もしくは黒の油性ペンを使います。
・願い事は一つだけ
志望校も書く時は一校だけにしましょう。
併願校まで書いてしまうと
神様は混乱してしまいます。
・願い事は言い切って書く
絵馬に書く言葉は、「合格する」などと
言い切ることが重要です。
「合格しますように」では
気持ちが弱く神様に伝わらないようです。
絵馬に年月日と名前と住所を書く
意見もありますが、
最近は個人情報の点からも絶対ではありません。
神社によっては保護シールの対策があります。
通販でも保護情報シールが売っていますので、
用意していくといいですよ。
そして神社によって
祀ってある神様が違うので
間違えないようにしましょう。
「縁結び」の神様に「合格祈願」しても、
ちょっと願い事の方向が違いますよね。
神様も困惑してしまいそうです。
学問の神様と言えば菅原道真が有名ですね。
菅原道真を祀る神社は、「天満宮」「天神」
「菅原神社」などの名称になっています。
自宅から行けそうな神社を調べてみるか、
学校の下見を兼ねて
お参りするのもいいでしょう。
今回のまとめ
家族の一人が受験だったりすると
色々と気を使います。
本人の様子を見て行かないようなら、
無理強いしないで
代わりに合格祈願に行ってしまいましょう。
私は、子どもの頃神社に行ったときに
絵馬のところで何が書いてあるのか興味があって、
他人の絵馬をひっくり返して見たことがあります。
今思うとあれはマナー違反で
無礼の行為だったのですね。
知らなかったことはいえ恥ずかしいですね。
いまは、スマホなど簡単に
写真や動画などが撮れてしまうので、
自分の子どもにも安易に写さないように
教えていきたいですね。