部屋に物が散乱した状態で、
片付けたつもりなのに気が付いたら、
また部屋が散らかっている・・・。
このような方は、
自分自身のことを「片付けができない女」
とレッテルを貼って、
相当悩んでいるのではないでしょうか?
このような方を理解し、サポートしてあげたいですよね。
そのためには、まず、
片付けができない理由を知らなければなりません。
今回は、
片付けができない理由とその対策について紹介します。
あなたが片付けをできない理由は?自分を見つめなおすチャンスです
ここでは、
片付けができない理由と対策方法を紹介します。
それぞれの理由をチェックして、
自分に当てはまる部分がないか確認しましょう。
この作業は、
自分を見つめなおすいいチャンスにもなりますよ。
片付けが苦手な性格によるもの
一言で片づけが苦手な性格といっても
様々なものがあります。
例えば、
- 物を捨てられない
「一度も使っていないから、
もったいなくて捨てられない」とか「頂き物だから頂いた方に
申し訳なくて捨てらない」という理由で物を捨てないと物があふれかえってしまいます。
なぜそれらの物を使わないのでしょうか?
使いにくいとか、自分には似合わないなどの
理由があるでしょう。でも、勇気を出してそれらの物を処分しないと、
必要な物を見つけるのに時間と手間がかかって
疲れてしまいますよ。 - 部屋が片付いていないと思っていない
毎日、片付いていない部屋を見ていると
それが当たり前となり、感覚がマヒして、散らかっている状態なのか分からなくなってしまいます。
家族や友人に部屋を見てもらって
客観的な意見を聞いたり、部屋を撮影して
第三者の視点で見ることが必要です。
整理整頓された部屋にするためには、
「物の定位置を決めて、使った物は必ず元の位置に戻す」
ことと、
「今ある収納の範囲で収納できない物は、勇気を出して捨てる」
ことが大切です。
多忙によるもの
毎日忙しくて疲れてしまい、
片付けをする時間がない場合です。
休養の時間を削って片づけをして
体を壊してしまっては、本末転倒です。
「物を出したら、必ず定位置に置く」
という普段の心がけを徹底し、
わざわざ片付けの時間を作らなくて
すむようにしましょう。
お掃除ロボットや食器洗い乾燥機を使ったり、
思い切って家事代行サービスを利用するのも手です。
ストレスによるもの
仕事や人間関係など何らかのストレスをためこんで、
精神的に疲れてしまい、
片付けをやる気をなくしてしまうというケースです。
また、物を買うことで
ストレスを発散している人もいます。
その結果、部屋に物があふれてしまうのです。
ストレスの原因を見極めて、
原因を取り除く努力をすると同時に、
ストレスを解消する方法を考えましょう。
物を買うことで
ストレスを発散することをやめられない場合は、
例えば、エステに行くとか、
ちょっと高級なレストランに行くとか、
物ではないものにお金を使ってみましょう。
片付けができない原因が病気の可能性もある?
今まで紹介した理由以外に、
片付けができない原因があります。
それは病気によるもので、発達障害が主なものです。
発達障害では、片付けたいと本人が思っても、
片付けることができない状態にあるのです。
気になる場合は、まず、
医療機関を受診することが大切です。
もし、発達障害と診断されたなら、
治療をしながらこの現実にポジティブに
向き合っていくことです。
健常者がこのような障害を理解することは、
なかなか難しいかもしれません。
でも、発達障害の特性を知り、
どのようなサポートをしたらよいか
考えることはできますよね。
発達障害は、
脳の機能が正常に働かないことによって起こる、
先天性の疾患です。
本人が悪いわけではなく、
まして人間的にダメなわけではありません。
このことは、良く覚えておいてくださいね。
まとめ
私はどちらかと言えば、片付けが得意です。
でも、一人暮らしをしていた頃、
帰宅して家のカギをうっかりゴミ箱に放り投げてしまい、
翌朝、出かけようとして
カギが見つからず困ったことがあります。
たまたま、ゴミ箱が目の前にあって
カギを見つけることができたのですが、
ゴミと一緒に捨ててしまったらと想像すると・・・。
このことがあってからは、
カギなど失くしたら困る物は、
定位置を決めることを徹底しています。
「使った物は必ず元の位置に戻す」
「物を減らす」
ことは片付けの基本です。頑張りましょう!