年が開けると、多くの人が行くのが初詣ですね。
初詣は日本に古くから伝わる伝統的な行事であり、
日本人の5割以上の人が初詣に行くなど
日本人とって欠かせないものになっています。
そんな、身近な存在である初詣ですが、
参拝のやり方はご存知ですか?
毎年初詣に行っているのに、
実は参拝のやり方がよくわからない、
なんて恥をかきたくはないですよね。
そんな人のために、
ここでは初詣の参拝のやり方について
簡単に説明をしたいと思います。
初詣のやり方を解説!神社ですることは?
それでは初詣のやり方を解説したいと思います。
まず、初詣ですが、
神社でもお寺でもどちらでも構いません。
ここでは説明上、神社として進めていきます。
神社に着いたら、
まずは鳥居をくぐる前に一礼をします。
鳥居は神様の世界と現世の境界を表します。
神様の世界にお邪魔をするわけですから、
しっかりと一礼してご挨拶をしましょう。
そして参道を歩く際は、
真ん中は神様の通り道ですので、
参道の端を歩くようにします。
手水舍に着いたら、
柄杓で手と口を洗ってお清めをしましょう。
お清めの手順としては、
右手で柄杓を持ち、まず左手を清めます。
次は逆で、
左手で柄杓を持ち、右手を清めるようにします。
そしたらまた右手で柄杓を持ち、
左手で水を受けて、口を清めます。
注意点として、
直接、柄杓に口をつけないようにしましょう。
その後、また左手を清めて、
最後に柄杓を両手で立てて、
柄を忘れずに洗うようにしましょう。
神社本堂に着いたら、お賽銭をしましょう。
お賽銭の値段は決められてはいません。
お賽銭は神様への日々の感謝への気持ちです。
ですので神様に感謝し、
これからも見守って欲しい時は
多めに入れるのもいいかもしれませんが、
気持ちが大事なので、
そこまで気にする必要はないです。
参拝をする際は「二拝二拍手一拝」が基本です。
この際、拍手をする時は手をずらして拍手をして
お祈りをする時にしっかりと両手を合わす
ようにするのが正しい作法とされています。
正式な初詣というよりは参拝のやり方は、
このようになっています。
厳密に参拝をやると思うと、
なかなか難しいですね。
しかし、
実際ここまで正確に参拝を行っている人も少なく、
また間違えたところで、
咎められることはありません。
参拝はあくまで気持ちが大事です。
神様は参拝の仕方で怒る、
そんなちっぽけな存在ではありません。
ですので、
参拝のやり方は覚えておいた方がいいですが、
そこまで気にせず楽しく初詣をやりましょう。
初詣のお参りのやり方を身につけたら行きたいおすすめ神社
では初詣のお参りのやり方を身につけたら
どこの神社に行けばいいでしょうか?
もちろん近所の神社でも構いませんが、
オススメの神社を紹介したいと思います。
- 明治神宮(東京)
- 靖国神社(東京)
- 浅草寺(東京)
- 伊勢神宮(三重)
- 出雲大社(島根)
- 厳島神社(広島)
- 伏見稲荷大社(京都)
- 清水寺(京都)
これらは神社としても屈指の大きさを持ち、
パワースポットとして
毎年多くの参拝客が訪れます。
ただそれだけ人気だと
初詣の時期になると、
参道は多くの人でごった返して、
参拝どころではなくなります。
受験生など、それで風邪を移されては
たまったものではありません。
初詣にお参りするのもいいですが、
神様はいつでも私たちを見守ってくれていますので、
行ける時にいつか参拝に行ってみるようにしてみましょう。
まとめ
初詣の参拝のやり方については
理解することができたでしょうか?
神社は訪れるとなんだか
ピシッと背筋を伸ばしたくなる感じがしますよね。
それはやはり、日本人として染み込まれた
神様への信仰心なのだと思います。
参拝は、作法以上に気持ちが大事です。
ただ、せっかく正しい作法を覚えたのなら、
一度しっかりと参拝をしてみて
神様へご挨拶をしてみてはいかかでしょうか?