年が開けると、多くの人が行くのが初詣ですね。
初詣は日本に古くから伝わる伝統的な行事であり、
日本人の5割以上の人が初詣に行くなど
日本人とって欠かせないものになっています。
そんな、身近な存在である初詣ですが、
参拝のやり方はご存知ですか?
毎年初詣に行っているのに、
実は参拝のやり方がよくわからない、
なんて恥をかきたくはないですよね。
そんな人のために、
ここでは初詣の参拝のやり方について
簡単に説明をしたいと思います。
初詣のやり方を解説!神社ですることは?
![](https://blueword.net/wp2/wp-content/uploads/2019/08/初詣 参拝 やり方①-300x199.jpg)
それでは初詣のやり方を解説したいと思います。
まず、初詣ですが、
神社でもお寺でもどちらでも構いません。
ここでは説明上、神社として進めていきます。
神社に着いたら、
まずは鳥居をくぐる前に一礼をします。
鳥居は神様の世界と現世の境界を表します。
神様の世界にお邪魔をするわけですから、
しっかりと一礼してご挨拶をしましょう。
そして参道を歩く際は、
真ん中は神様の通り道ですので、
参道の端を歩くようにします。
手水舍に着いたら、
柄杓で手と口を洗ってお清めをしましょう。
お清めの手順としては、
右手で柄杓を持ち、まず左手を清めます。
次は逆で、
左手で柄杓を持ち、右手を清めるようにします。
そしたらまた右手で柄杓を持ち、
左手で水を受けて、口を清めます。
注意点として、
直接、柄杓に口をつけないようにしましょう。
その後、また左手を清めて、
最後に柄杓を両手で立てて、
柄を忘れずに洗うようにしましょう。
神社本堂に着いたら、お賽銭をしましょう。
お賽銭の値段は決められてはいません。
お賽銭は神様への日々の感謝への気持ちです。
ですので神様に感謝し、
これからも見守って欲しい時は
多めに入れるのもいいかもしれませんが、
気持ちが大事なので、
そこまで気にする必要はないです。
参拝をする際は「二拝二拍手一拝」が基本です。
この際、拍手をする時は手をずらして拍手をして
お祈りをする時にしっかりと両手を合わす
ようにするのが正しい作法とされています。
正式な初詣というよりは参拝のやり方は、
このようになっています。
厳密に参拝をやると思うと、
なかなか難しいですね。
しかし、
実際ここまで正確に参拝を行っている人も少なく、
また間違えたところで、
咎められることはありません。
参拝はあくまで気持ちが大事です。
神様は参拝の仕方で怒る、
そんなちっぽけな存在ではありません。
ですので、
参拝のやり方は覚えておいた方がいいですが、
そこまで気にせず楽しく初詣をやりましょう。
初詣のお参りのやり方を身につけたら行きたいおすすめ神社
では初詣のお参りのやり方を身につけたら
どこの神社に行けばいいでしょうか?
もちろん近所の神社でも構いませんが、
オススメの神社を紹介したいと思います。
- 明治神宮(東京)
- 靖国神社(東京)
- 浅草寺(東京)
- 伊勢神宮(三重)
- 出雲大社(島根)
- 厳島神社(広島)
- 伏見稲荷大社(京都)
- 清水寺(京都)
これらは神社としても屈指の大きさを持ち、
パワースポットとして
毎年多くの参拝客が訪れます。
ただそれだけ人気だと
初詣の時期になると、
参道は多くの人でごった返して、
参拝どころではなくなります。
受験生など、それで風邪を移されては
たまったものではありません。
初詣にお参りするのもいいですが、
神様はいつでも私たちを見守ってくれていますので、
行ける時にいつか参拝に行ってみるようにしてみましょう。
まとめ
初詣の参拝のやり方については
理解することができたでしょうか?
神社は訪れるとなんだか
ピシッと背筋を伸ばしたくなる感じがしますよね。
それはやはり、日本人として染み込まれた
神様への信仰心なのだと思います。
参拝は、作法以上に気持ちが大事です。
ただ、せっかく正しい作法を覚えたのなら、
一度しっかりと参拝をしてみて
神様へご挨拶をしてみてはいかかでしょうか?