文化の日の由来って?子供に聞かれたらどう答える?

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毎年学校がお休みになる、
なんとなくラッキーな文化の日ですが、
そもそも「文化の日」がいつか突然聞かれて、
答えられる方は多くはないのではないでしょうか?

正直、1年の中の数ある祝日の
ひとつくらいにしか考えませんよね。

でも、1つ1つの祝日には
奥深い由来や歴史があるんです。

日本人として、大人として、
知っていて損はない祝日の由来として
今回は「文化の日」にフォーカスを当てて
お話していきたいと思います!

文化の日とは何か知ってる?何のお祝いをするの?

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「文化の日」は、そもそもいつなのでしょうか?

「文化の日」は、11月3日です。

「文化の日」の意味は、
【自由と平和を愛し、文化をすすめる日】
とされています。

なぜ、この11月3日が
このような文化をすすめる日として選ばれたのでしょうか?

「文化の日」の意味を考えたときに、
正直11月3日にしなくても、
いつでもいい感じがしますよね。

実は、この「文化の日」である11月3日は、
昭和天皇のお誕生日だったんです。

昭和時代には、「文化の日」という名前ではなく、
「天皇誕生日」という名前の祝日で、
国民の休日になっていたそうです。

昭和から平成に移り変わったことで、
「天皇誕生日」という名前の祝日は別の日になりました。

しかし、今まで何十年も11月3日が祝日だったわけですから、
突然祝日ではなくなってしまうと、国民が混乱してしまいます。

また、国民が混乱するという理由以外にも、
昭和天皇は当時、敗戦後から国民の心のよりどころであったため、
その昭和天皇の誕生日を平成時代に変わるからと言って
なくすわけにはいかなかったようです。

そこで、昭和時代に「天皇誕生日」という
名前の祝日だった11月3日が
「文化の日」と名前を変えて、
今でも祝日として残っているのです。

ちなみに、昭和天皇の誕生日が「文化の日」
という名前の祝日として現代も残っているように、
明治天皇の誕生日も4月29日の「みどりの日」
という名前の祝日として今も残っています。

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では、平成の天皇の誕生日である12月23日も
他の名前に変わって、祝日になるのか!
と期待したいところですが、
平日に戻ることになりました。

今年の文化の日は振替になる?ついでに知りたい!振替休日とは


今年2019年の「文化の日」は、11月3日(日)なので、
次の日の11月4日(月)に振替休日となります。

学校や職場によっては、
振替休日の日でも平常通りのところも多いので、
ご自分で身の回りのコミュニティがお休みかどうかは
チェックしておきましょう!

でも、振替休日ってなんであるのでしょうか?

祝日が日曜日に来てしまった代わりに
お休みになるのはわかりますが、
祝日自体はお休みの日にあるのですから、
わざわざ休日を振替する必要はないですよね?

実は、祝日は1年に16回あり、
国はこの16日のお休みを含めて労働に関する法律をつくっています。

実際は、祝日に関係なくお仕事をしなければならない会社も多いですが、
16回の祝日が減ってしまうと、法律を変えなければならないため、
無理やりにでも振替休日を用いて
平日16回(振替休日を含んだ)祝日が来るようにしてあるんですね。

最後に


祝日の1つ1つを考えることってあんまりないですが、
それぞれに意味や歴史、おもしろい背景が隠れています。

全てを覚える必要はないですが、
覚えておくとその祝日の意味を大切にしながら、
1日を過ごすことが出来ますね。

今回ご紹介した「文化の日」以外にも、
内閣府が出している国民の祝日ホームページに
16の祝日の意味なども紹介されているので、
興味のある方は気軽に調べてみてはいかがでしょうか?

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