陽気のいい時の赤ちゃんとのお散歩は楽しいものですが、虫刺されが心配ですよね?
でも、市販の虫除けスプレーは、赤ちゃんには使えないことが多いので、代わりになるものを探さなければなりません。
そこでおすすめしたいのが、ハッカ油で作る虫除けです。
ハッカ油は化学物質を一切使用せず、天然成分だけですから、赤ちゃんにも安心して使えます。
そこで今回は、ハッカ油の虫除け効果や虫除けの作り方などを紹介します。
ハッカ油で虫除けを作る手順!効果はどれくらい?
ハッカ油は、ハッカソウというミントを乾燥、抽出した植物油です。
主成分のメントールに虫除けの効果があります。
虫はこの香りが嫌いなので、寄り付かなくなります。
余談ですが、ミントは英語、メンタはラテン語、ハッカは日本語ですべて同じものを指しているんですよ。
では、ハッカ油で作った虫除けスプレーの効果はどのくらい持続するのでしょうか?
これが思ったよりも短くて、1時間ほどしか持ちません。
こまめにスプレーしないとだめなんですね。
目安はハッカ油のスーッとした香りがなくなったら。
虫の嫌いな香りがなくなったら、効果がないですからね。
スプレー見直しましょう。
持続時間が短いのが、ハッカ油の虫除けスプレーの唯一のデメリットです。
また、ボトルで保管するハッカ油の虫よけスプレーは、日数が経つと香りがなくなってしまいますから、1週間~10日ほどで使い切るようにしましょう。
次にハッカ油の虫除けスプレーの作り方をお伝えします。
必要なものは、スプレーボトル、ハッカ油 20滴、消毒用エタノール 10cc、精製水 90cc です。
まず、注意点からお伝えしましょう。
スプレーボトル
ハッカ油に使えないスプレーボトルの材質がありますから注意してください。
ボトルの表示を見て、ポリスチレン、PS、スチロール樹脂、数字の「6」の表記があるものを使わないでください。
ハッカ油はポリスチレンを溶かしてしまうのです。
ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、ガラスのボトルを使えば、大丈夫です。
消毒用エタノール
無水エタノールでもよいのですが、消毒用エタノールの方が殺菌力が高いので、おすすめです。
精製水
精製水の代わりに水道水を使わないでください。
水道水に含まれている塩素がハッカ油を分解してしまうとされています。
では、作り方の手順です。とっても簡単ですよ!
1 消毒用エタノール10ccをスプレーボトルに入れます。
2 ハッカ油20滴を入れて、よく混ぜます。
3 精製水 90ccを加えて、混ぜ合わせます。
ところで、ハッカ油は置き型の防虫剤としても使えるんですよ。
私も使っていますが、この防虫剤をキッチンに置いてからゴキブリの姿を見かけないので、効果があったと言えるでしょう。
こちらの作り方も紹介します。
1.重曹大さじ2杯を入れたお茶パックを、広口で小さ目のガラス瓶に入れます。
2.ハッカ油3~5滴をガラス瓶のお茶パックに垂らします。
3.床などに置きます。
こちらも虫よけスプレーと同じで香りがなくなったら効果がないので、その都度ハッカ油を垂らします。
ハッカ油の虫除けは赤ちゃんに使っても大丈夫?
ハッカ油の虫除けは天然成分だけで作られていますから、赤ちゃんに使っても大丈夫です。
使う時は、目や口などの粘膜を避けてスプレーしてあげましょうね。
初めてハッカ油の虫除けを使う場合は、ハッカ油の濃度を少し薄めにした方が良いでしょう。
まとめ
今回は、ハッカ油を使った虫除けについて紹介しました。
ハッカ油は虫を寄せ付けない効果がありますが、虫を退治するわけではありません。
殺虫剤ではありませんから、注意してください。
また、どうしてもハッカ油の香りが苦手な場合は、ゼラニウムのアロマオイルを混ぜると良いです。
ゼラニウムも虫除けの効果があり、ハッカ油の香りを和らげてくれます。
安心して使える天然成分だけでできたハッカ油の虫除け!
ぜひ使ってみてくださいね!