汗が臭うというと、
大人のイメージを持つと思います。
しかし、子供でも汗が臭うことがあります。
また、子供の場合、
その汗の臭いに気が付かない、
逆に
臭いに気がついても親に打ち明けることが
できなかったりする場合があり、
注意や対策が必要です。
ここでは、
子供が汗臭い時の対策や
気をつけてあげること
を説明したいと思います。
子供の汗の臭いとかぶれ対策!
子供の汗が臭う時、
それは2つの場合があります。
1つは普通の汗に雑菌が混じった場合です。
人間には汗を分泌するエクリン腺とアポクリン腺の
2つの腺があります。
普通の汗はエクリン腺から分泌されます。
エクリン腺から出る汗自体には
臭いはほとんどありません。
しかし、
子供の体が清潔に保たれていない場合だと、
皮脂や、汚れの雑菌がこのエクリン腺から
出た汗によって繁殖をしてしまい、
臭いを発することがあります。
この汗はかぶれの原因にもなりますので、
対策が必要です。
手軽なのは子供の衣類を、吸水性と速乾性の
あるものにしてあげることです。
おすすめなのは、綿とポリエステルの合成の
インナーを着させてあげることです。
綿とポリエステルの合成は吸水性と速乾性を
併せ持った素材となっています。
子供にはそれらのインナーを
着る習慣をつけるようにしてくださいね。
また汗をかいたあとは出来ることならシャワー、
無理なら制汗スプレーや、制汗シートをこまめに
使って、体を清潔に保つようにしましょう。
子供の寝汗がひどい場合は、
ベビーパウダーをつけてあげるのも効果的です。
このようにエクリン腺からの汗の臭いの場合は、
対策はすぐにできますが、
注意すべきなのは
もう1つのアポクリン腺からの汗の臭いです。
アポクリン腺は脇の下や陰部、
耳だけにある汗腺で、
こちらから汗をたくさん出すと
独特の匂いがします。
俗に言う「ワキガ」ですね。
ワキガの場合は、子供のコンプレックスに
なってしますこともあり、早めに
病院に連れて行ってあげることをおすすめします。
子供は汗腺が未発達?大人が気をつけてあげるべき事
何かと嫌なイメージがある汗ですが、
汗は人間の体温調節を行う、大事な機関です。
だいたい思春期までの子供の場合、
汗をかく機関である汗腺が
十分に発達をしていません。
汗は、
体内の熱を体外に放出する大事な役目があります。
その汗を分泌する機関である汗腺が
発達していないため、
子供は体温調節がうまくできなく、
熱中症になるリスクも大人に比べて高いです。
そんな子供たちのために、大人は子供の
体調には気を配る必要があります。
暑い日はこまめに水分を取る、帽子をかぶる、
無理して外に出ない、クーラーの効いた部屋で休む。
このように、熱中症対策として言われていることは
なかなか実行できず、毎年子供が熱中症に
かかってしまっているのが現状です。
大人たちが、子供たちを守るために
子供の体調変化を見極めることが必要です。
まとめ
子供の汗の対策について
理解することができたでしょうか?
汗は嫌われがちですが、
子供達の体調を守るための大事な機関であり、
汗の匂いも病気ではないかを測る
バロメーターでもあります。
ぜひ、子供の汗を理解してあげて、
親が子供の異変に
すぐに気がつけるようにしてください。
そして、その都度適切な対処を行なって、
子供の成長を見守ってくださいね!