子育て指南書!2歳児のイライラする奇声には意味があった!?

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我が家の子供たちは3歳と1歳半。

ただ今、イヤイヤ期真っ最中で慌ただしくも楽しい毎日を送っています。

 

「キィィィーーーー!」

仲良く遊んでいたかと思いきや、突如聞こえる甲高い声。

我が家の子供たちがおもちゃの取り合いを始めた合図です。

 

もう、この声が聞こえると耳をふさぎたくなりますよね。

 

キーキーキーキー、猿ですかっ!?

私もそう怒りたくなります。笑

 

家の中でやる分にはまだ許せますが、スーパーなどの公共施設のど真ん中で叫ばれた日には…。

 

こどもの奇声による周囲の人の目や態度が気になって、買い物どころではないでしょう。

 

つい、「お菓子買ってあげるから静かにしていてくれる?」などと言ってしまいそうです。笑

 

こどもの奇声は赤ちゃんのうちだけだと思われがちですが、実は2歳や3歳のこどもも甲高い声を上げることがあります。

 

赤ちゃんの時よりも体力もパワーアップした2、3歳児が、思いっきり奇声を出したら…

どうなるか想像つきますね。

 

ヒステリーな声を上げられると、お母さんもついイライラしてしまうものです。

 

今回はそんな2、3歳児の奇声について考えていこうと思います。

 

奇声は成長の証?赤ちゃんと2、3歳児の違い!


子どもの発達段階によって奇声を上げる理由は違うのだそうです。

知っていましたか?

 

赤ちゃんは、様々な理由から奇声をあげます。

 

まずはお腹がすいた、おむつが濡れているなどの要求があるとき。

知らない人や知らない場所に対する不安があるとき。

眠いとき、疲れたとき。

ママや周囲の人に注目されたいとき。

そして、声を出すこと自体が楽しいとき…。

 

赤ちゃんはまだほとんど言葉を話せません。

まだ、言葉が話せない赤ちゃんは感情を声で伝えるのです。

 

では、2、3歳児はどうして奇声を上げるのでしょうか?

赤ちゃんに比べ、言葉も発達していますし要求も言葉にできますよね?

 

それは、自分の気持ちをうまく伝えられなかったり、感情の表現方法がわからなかったりすることがまだ多くあるからです。

 

2、3歳児は赤ちゃんの時よりもたくさんの言葉を話せますが、それでもまだ発達が不十分です。

 

「言いたいことがうまく伝えられない」

「なんと言えばいいのかわからない」

というジレンマが奇声という形で現れるのです。

 

頭ごなしに叱らない!子供のメッセージに気付いてあげよう!


前回の項目では2、3歳児の奇声の理由がわかりました。

では、その対処法とはどういったものなのでしょうか?

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この項目ではその方法を2つご紹介しようと思います。

 

まずは、こどもが言いたいことをママが汲んであげる方法です。

 

「〇〇したかったのかな?」

「〇〇が欲しかったんだね」

 

というようにこどもの気持ちを代弁してあげるのです。

 

そうすると、こどもは自分の気持ちを理解してもらった!

と満たされた気持ちになり奇声はおちつきます。

また、こういう時はこう言えばいいのだ、という学習にもなります。

 

また、感情を言葉にできずに奇声をあげてしまった場合もママがその言葉を代弁してあげると効果があります。

 

例えば おもちゃの取り合いをしていて奇声を発した場合。

 

まず

「これが使いたかったんだね」

とこどもの気持ちを代弁します。

 

それから

「〇〇くんが使い終わったら借りようか。」

と言って、

「つぎ、かしてね。」

とママが代弁します。

 

こどももあとに続いて、

「つぎ、かしてね。」

と復唱できたらパーフェクトですね。

自分の気持ちをちゃんと伝えられたね!

とたくさん褒めてあげてください。

 

するとこどもは、次にまた同じようなケースが起きたときにも

手が出たり奇声を発することなく

「つぎ、かしてね」

と言えるのです。

 

こういった学習の積み重ねで、奇声は自然になくなっていきます。

言葉で自分の気持ちを伝える大切さにも気づくでしょう。

 

ちなみに、毎日一緒にいるママでもなんで奇声をあげているのかがわからない時もありますよね?

私もあります。笑

 

そして機嫌が悪い時にはどうしたの?

と聞いてもグズグズウダウダしててないも言わないんですよね。

 

そんな時に我が家では

「救急車よぶ!?」

というんです。

 

救急隊員になって

「大丈夫ですか!?どうしたんですか!?」

ときくと

「お腹がすいちゃったんですぅ〜」

と自分の意見を言ってくれて。笑

 

いっきに楽しい雰囲気になるので車好きのお子さんがいらっしゃったら試してみてください。

 

まとめ

今回は2、3歳児の奇声について記事にさせていただきました。

 

ママを困らせイライラさせるあの奇声。

 

しかし、それは自分の気持ちがうまく伝えられない、感情の表現の仕方がわからないというこどもからのSOSだったのですね。

 

奇声をあげる原因をママが理解することで、こどもの癇癪もイライラせずに乗り切ることができます。

 

それどころか、賢いこどもにするためのとても良い学習の場を持つチャンスにすらすることができます。

まさに一石二鳥ですね!笑

 

こどものためにも、ぜひ実践してみてくださいね。

 

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