気になる⁈老人ホームと介護施設はどんな違いが⁈施設の様子は⁈

生活

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介護職に入ることを検討する際に大切なことは、老人ホームや介護施設の違いをしっかり把握しておくことです。

入ってみたら、考えていたのとは職場環境が違っていたとなっては大変です。

 

老人ホームや介護施設は、運営者、目的や入居条件により色々な種類があります。

 

そこで今回は、老人ホームや介護施設の違いや、老人ホームの詳細に加えて、施設で配る手作りおやつのレシピを紹介します。

 

老人ホームの入居年齢に制限は⁈利用者の平均とは?!

老人ホームは大きく分けると、社会福祉法人や自治体が運営する公的施設と、民間事業者が運営する民間施設があります。

 

それぞれの違いを簡単に説明します。

 

1 公的施設

(1)特別養護老人ホーム

・入居年齢 65歳以上

・受け入れられる介護度 要介護3~5

・食事・入浴・排泄介助などの身体介護、清掃・洗濯などの日常的な生活支援、リハビリ、レクリエーションなどの介護サービスが受けられます。

 

日中は看護師がいますが、夜間配置の義務がないため、医療ケアを常時または夜間に必要とする方の対応が難しいです。

このような方は入居不可となる場合があります。

 

入居は申し込み順ではなく、介護度と家族状況を考慮して必要度を点数化し、緊急度の高い方が優先的に入居できます。

 

待機者が非常に多く、地域によっては、数ヶ月~数年も待つことがあります。

 

(2)介護老人保健施設(老健)

・入居年齢 65歳以上

・受け入れられる介護度 要介護1~5

・病院と自宅の中間的な位置づけで、退院後すぐの在宅生活が難しい方を対象に、在宅復帰を目指すものです。入居期間は原則3~6ヶ月ですが、例外もあります。

 

身体介護、医師や看護師の医療的管理、理学療法士などのリハビリが受けられます。

 

その他に、「介護療養型医療施設」という医学的管理が必要な要介護1以上の方を対象にした介護保険施設がありますが、2023年度末に廃止予定なので、ここでは詳細を省きます。

 

2 民間施設

(1)介護付き有料老人ホーム

・入居年齢 60歳以上など年齢条件がある場合が多い

・受け入れられる介護度 自立~要介護5

・介護が必要になった時に、その施設のスタッフのサービスを受けることができます。

 

要介護1~5の方のみが入居できる「介護専用型」と、自立・要支援・要介護の方が入居できる「混合型」があります。

 

入浴・排泄介助などの介護サービス、食事サービス、清掃・洗濯などの生活支援サービス、リハビリ・機能訓練、レクリエーションなどが入居者の状態に合わせて提供されます。

 

(2)住宅型有料老人ホーム

・入居年齢 60歳以上など年齢条件がある場合が多い

・受け入れられる介護度 自立~要介護5

・介護が必要になった時には、訪問介護や通所介護などの在宅サービス事業所とサービスごとに入居者個人が契約をして、介護サービスを受けます。

 

食事サービス、清掃・洗濯などの生活支援サービス、医療機関提携・緊急時対応などの健康管理サービス、レクリエーションなどが提供されます。

 

中には、介護付き有料老人ホームの基準を満たしているのにもかかわらず、自治体の認可がおりず、やむを得ず住宅型有料老人ホームとして運営している施設もあります。

 

これは、その自治体で「特定施設入居者生活介護」の認可数があらかじめ決められている(総量規制)からです。

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(3)グループホーム

・入居年齢 65歳以上

・受け入れられる介護度 要支援2~要介護5

・認知症の高齢者で、施設がある自治体に住民票を持つ方が入居できます。

 

入居者5~9人を1ユニットとし、スタッフから介護サービス、機能訓練等を受けながら、料理や掃除などの家事を分担して、共同生活を送ります。

 

家庭的な環境で認知症の進行を遅らせることを目的としています。

 

ただし、重介護や医療ケアが必要になると退去しなければならないこともあります。

 

では、このような施設の利用者の平均年齢はどのくらいでしょうか?

 

社団法人全国有料老人ホーム協会によると、入居者の平均年齢は、介護付き有料老人ホームで85.6歳、住宅型有料老人ホームで83.5歳となっています。

 

また、特別養護老人ホームや介護老人保健施設(老健)など比較的介護度が高い方が利用する施設では、90歳以上の入居者が最も多いというデータもあります。

 

老人ホームで配られる手作りおやつ?!初心者簡単レシピ

老人ホームでは色々な手作りおやつが配られます。

 

また、レクリエーションの一環として「おやつ作り」が行われることもあります。

入居者がスタッフと一緒におやつを作ることによって、楽しいと感じてもらい、気持ちを前向きにしてもらうのが目的です。

 

ここでは、手作りおやつのレシピを2品紹介します。

 

・ふんわりフレンチトースト (2人分)

炭水化物とタンパク質を効率良く摂ることができます。

柔らかいので食べやすいです。

 

材料(2人分)

牛乳 100cc

8枚切りの食パン 2枚

卵 1個

砂糖 大さじ1

バター 小さじ2

粉糖 少々

 

作り方

1 ボールに砂糖と卵を入れてよくかき混ぜ、牛乳を入れて泡立て器で混ぜて液を作り、バットに移す。

 

2 食パンを半分に切り、バットに入れた液に浸す。時間は片面1分30秒ずつ、両面を浸す。

 

3 フライパンを温めてバターを入れ、液に浸しておいたパンを加えて、片面を1分30秒ずつ焼く。

 

4 お皿に盛って、粉糖を振りかける。

 

・りんご煮

りんごは煮ると柔らかくなるので、歯の弱い方でも食べられます。

電子レンジでもできます。

 

材料(6人分)

りんご 6個

水 200cc

ハチミツ 大さじ2

レモン汁 少々

 

作り方

1 りんごを洗って皮をむき、4等分に切る。皮はりんごの色付けのために一緒に煮るので捨てないこと。

 

2 鍋にりんごを並べて入れ、むいた皮をりんごの上にのせる。

 

3 水とハチミツを加えて弱火で10分ほど煮る。

 

4 りんごがほんのり薄いピンク色になり、煮汁が鍋底に残る程度になったら、火を止めてレモン汁少々を振りかける。

 

5 りんごが自然にさめたらできあがり。

 

まとめ

今回は、老人ホームや介護施設の違いや、老人ホームの詳細、施設で配る手作りおやつのレシピを紹介しました。

 

それぞれの施設の違いをしっかり把握して、職場選びの参考にしてくださいね。

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