3月から5月くらいの季節はあさりの旬です。
旬のあさりは貝の色も薄く身も石突きからすぐ取れて食べやすくおいしいですね。
夕方買い物に行ってあさりが売っていたら夕飯に出したいですが、夕飯まで時間がないときにあさりの砂抜きってどうしたらよいのでしょうか。
私も貝類には目がなく、あさりも大好物です。
なかなか良いあさりが売っている日には大き目のパックを2つは買ってしまいます。
もうお味噌汁に、酒蒸しに最高ですよね。
急いで砂抜きする場合はぬるま湯を使うという「裏わざ」があります。
あさりを洗うときは、まず貝同士をこすって貝殻についている汚れやゴミを落としますね。
あさりの砂抜きには、水ではなくて50度くらいのお湯にあさりを入れて貝殻をこすりつけて入れ15分ほどで砂抜きが出来てしまうのです。
時間がないときは5分くらいでもお湯が濁ってきたらあさりが砂を吐き出した証拠です。
あさりの気持ちになって考えると、ボーっと寝ていたらいきなり50度のお湯に入れられ「⁉ ???」という気持ちでしょう。
身を守ろうとして、あさりはびっくりして水分(お湯)をたくさん吸い込みます。
そのとき殻と殻をこすり合わせると砂を一気に吐き出してくれます。
あまりお湯が濁る場合は、3回ほどお湯を取り替えます。
3回目はお湯ではなくても大丈夫です。
この方法だとあさりの身がふっくらする効果まで得られるので一石二鳥ですね。
あさりの砂抜きの時間ってどのくらい?
あさりが大好きな私も砂抜きは正直面倒です。
通常あさりの砂抜きの時間って夏の時期は2~3時間、冬の時期は8~12時間もかかります。
水道水からの砂抜きは塩水を使います。
塩水の濃度は3%くらい、1リットルの水に塩30グラムぐらいが適当でしょう。
しかしそれでは、冬の時期にあさりを買ってから砂抜きは夕飯までに間に合いませんね。
冬の時期、急ぐときは50℃くらいの湯に漬けることで短時間(15分間程度)で砂出しすることができます。また塩水にブドウ糖を加える(蜂蜜でも可)と旨味成分が増加します。
海水にあさりを入れて砂抜きをするとうまくいきます。
以前一回だけ潮干狩りに行ったことがありますが、バケツ一杯にあさりが獲れました。
たくさん海水を入れて持って帰ってきたときは、うまい具合に砂抜きが出来ていたようで夕飯にはお味噌汁や酒蒸しなどが食べられましたね。
そのときは知識がなかったのですが、偶然うまくいったのでしょう。
潮干狩りでたくさんあさりが獲れたら、その日のうちに全部食べるのは無理ですよね。
そんなときは冷蔵庫で保存するのがいいですね。
あさりの砂抜きしたあと冷蔵庫で保存できるって本当⁉
もともと、あさりやハマグリといった貝類は好きなので、あさりなど砂抜きしたあと冷蔵庫で保存する方法も知っています。
自宅では、お正月にハマグリのお吸い物をしますので年末に買っておいて、お吸い物をする1月2日までハマグリを眠らせてしまいます。
ハマグリの場合は、砂はそんなに入っていないので買ってきたらすぐ洗って水を切りお皿にあげます。
お皿に入れたまま新聞紙で包んで水分を吐いても良いようにします。
そして、そのままパーシャル室に入れて真っ暗にすれば夜と勘違いするでしょう。
そのまま3~4日は保存できますし、冷凍なら長期間保存可能です。
あさりも同じことが言えます。
あさりを50度くらいのお湯で砂抜きすれば、すぐに食べられますが、冷蔵庫入れても2~3日は持ちます。
ただし、新聞紙に包んでおきましょう。
やはりパーシャル室が無難です。
少し前まで、義母のあさりの保存方法を見ていると、買ってきたあさりをパック詰めのまま野菜室に入れていました。
パック詰めのまま保存するのも良くないですが、野菜室に入れるというのも温度が高すぎてあさりに良くありません。
パック詰めも窒息してしまいそうですよね。
そのときは何も言いませんでしたが、案の定次の日に取り出してもあさりの半分がダメになっていました。
これではまだ大丈夫のあさりも危なくて食べられません。
これではもったいないと義母に言いましたが、「逆にパーシャル室の方があさりに良くないと思っていた」だそうです。
海はそれほど水温が低くないからとの考えだと思うのですが、塩水につけてもいませんし、あさりにとって良くない環境のまま保存されていたのでしょう。
今はあさりの保存方法も別のことでもインターネットですぐに調べられる時代なので便利ですね。
今回のまとめ
これからあさりは旬を迎えおいしい季節になりますね。
あさりは、鉄分が豊富で食べていると貧血にならないと聞きますが、鉄分以外にも炭水化物、脂肪、たんぱく質、ビタミン、ミネラルといった栄養素が豊富な食物です。
あさりの1日の上限は男性180g、女性は270g(月経あり)と言われています。
やはり何でも食べすぎは体によくありませんのでほどほどにしておきましょう。
もう少し食べたいな~くらいでやめておくといいですね!