寒い季節は暖房を使わずには生活できませんよね。
朝は特に寒いので、起きたらすぐにリビングの暖房の温度を設定してスイッチを入れる、夕方も帰宅すると暖房を入れます。
私も冬の朝は寒いので、暖房の温度を20℃に設定して温めます。
朝はエコモードにはしませんが、部屋が暖まったらエコモードにしています。
雪が降ってあまりにも寒い日は、昼間もエコモードではなく暖房の温度を上げてしまう日もありますね。
ところで、暖房を使用するときの最適な設定温度は何度くらいでしょうか。
地域差もありますが、エアコンの場合は18℃~22℃くらいの温度設定がいいとされています。
あまりに設定温度を高くしてしまうと、電気代も気になるところですが衣類によっては汗ばんでしまうこともあり、体にもエコロジーにも優しくありません。
暖房は温度を22℃くらいまでにして、あとはガウン、袢纏(はんてん)、ひざ掛けなどで調節するといいでしょう。
首(首、手首、足首)を冷やさないようにすると、体温を逃がしません。
部屋の暖房の温度は湿度と深い関係があるので、湿度も見直してみるといいですね。
暖房の温度は湿度も重要!適温には個人差もある⁉
環境省が出している暖房温度の適温は20℃とされています。
メーカーなどでは20℃を前後しますが、一般的な適温は20℃~22℃になっています。
しかし、暖房の適温が家族全員に当てはまるとは限りません。
筋肉量、脂肪量などによる代謝の違いや男性、女性、子どもなど、同じ部屋にいる場合難しいと感じることもあるでしょう。
窓や入口に近い席でも「暖かい」「寒い」などと感じ方も変わってきますので、基本は20℃にして一枚脱ぐ、一枚羽織るなどの衣類やひざ掛けなどで調節するといいですね。
私もエアコンの暖房は23~25℃くらいにしないと、ちょっと肌寒いと感じる事が多いです。
エアコンは20℃にして毛布を使うなどをして調節しています。
次は湿度も考えてみましょう。
部屋の暖房の温度の適温を考えたときに、湿度が重要になってきます。
同じ温度でも湿度によって体感が変わるので、加湿器などで湿度を調節するといいでしょう。
およそ湿度が10%上がると、体感温度が1℃上がります。
夏の蒸し暑い日は、気温がそれほど高くなくても暑く感じるのはそのためですね。
もちろん、風がある日と無い日では体感や蒸し暑さも変わってきますが‥。
ちょっと例をあげてみると‥
・湿度50%で、エアコンの温度設定は23℃だと体感温度は21.8℃。
・湿度10%で、エアコンの温度設定が27℃だと体感温度は21.9℃
「湿度が40%の差で、温度が4℃違っても体感温度は同じ」なのです。
あくまで例ですので、これに晴れの日や雨の日などの気象条件が入るとかなり変わってきます。
リビングや部屋には、温度計・湿度計を置いていくと目安になるので便利ですよ。
冬の時期は、乾燥するので感染症対策に加湿器をおいて適度な湿度を保つのが重要です。
部屋の温度20℃前後、湿度50%程度が、一番ウイルスの活動が弱まります。
「絶対湿度」とも言います。
インフルエンザウイルスは、乾燥している部屋では活発に動きます。
湿度が20%以下になると要注意です。
湿度が低いと喉も乾燥し、喉にウイルスがつきやすくなります。
だからといって湿度を高く上げすぎると、今度は湿度が高くても活発になるウイルスもあります。
部屋も湿気が多くなりカビの原因になるので注意が必要です。
暖房の設定の適正温度は?電気代を見直すことも大事
暖房の設定温度は20℃前後が推奨されている適正温度ということが分かってきました。
最近、テレワークや在宅勤務、外出自粛などで「おうち」にいることが増えています。
今年の冬もこの流れで、「おうち時間」が増えることが予想できますね。
おうちにいると暖房を使うことも増え、設定温度を20℃前後にしていても電気代が上がることを心配している人もいるかもしれません。
暖房を節約しようと寒さを我慢するのは、やめましょう。
身体を壊して病院に掛かってしまうのは本末転倒です。
今、関東地方では東京電力では「おうちプラン」が26.4円(税込) / kWhと通常より1円ほど安いプランがあります。
自宅の電力会社でも、おすすめプランが新しく出来ている可能性もありますので、ホームページで調べてみるのも一案ですね。
家族が自宅に全員いると電気代が気になってきますね。
今回のまとめ
冬の晴れた日には、南側の部屋にいると暖房を使わなくても部屋にいられます。
逆を言うと、真夏は暑くて常に冷房を使わずにはいられないのがツライところですね。
暖房温度を適温に設定するのは、エコロジーになるので積極的に取り込んでいきましょう。
家族で適温が異なるときは、一枚着る、一枚脱ぐ、電気毛布などの電気代の少ない物を併用することで様々な省エネ対策もできます。
みんなで協力して快適な空間を作っていきましょう。