冠婚葬祭でのマナー、どこまで知っていますか?
大体はわかるけど正確には・・・という人もいるかと思います。
就職して会社に入ると冠婚葬祭での社会人のマナーを研修で教えてくれるところもありますね。
いきなりその場になっても慌ててしまうものです。
お金の入れ方や服装などを覚えておくとよいですね。
ここでは、冠婚葬祭でのマナーについてお話したいと思います。
冠婚葬祭用メンズスーツとは?祝儀や香典の準備はどうする?
男性の立場でお話します。
まず必要になるのが服ですね。
冠婚葬祭用の礼服を買っておきましょう。
紳士服売り場に行くと、冠婚葬祭用のスーツ売り場がありますね。
社会人になれば、着る機会も増えていくので用意しておきましょう。
冠婚葬祭で、メンズフォーマルスーツは礼服、喪服にも対応するものがほとんどでしょう。
メンズで最初の礼服なら、そんなに高価でなくても大丈夫です。
出来たら、夏用、冬用と用意しておいた方が良いですね。
スーツを購入するときに一緒に靴下や礼装用のネクタイも購入しておくと、いざというときに慌てません。
結婚式はともかく、お葬式は急ですので買いに行く時間が大変になりますね。
今はコンビニでも用意はできますが、出先で急用のみに購入する場合です。
用意しておくに越したことはないでしょう。
【結婚式 ご祝儀】
ご祝儀袋を用意します。
結婚式では「結び切り水引」を使うのがマナーです。
これは「一度結んだらほどけない」ことを意味します。
蝶結びの水切りは「何度も結び直せる」ので
結婚式では使ってはいけません。
包む金額によって種類が異なります。
新札を用意しましょう。
三万円以下、三万~五万円ぐらい、十万円以上とご祝儀袋には数種類ありますので金額に合わせたものを使い、袋だけ豪華にさせないよう気をつけましょう。
社会人でご友人の結婚式であれば三万円が妥当でしょう。
親戚、きょうだいの結婚式で、20代であれば相場は五万円くらい。
ご家庭で話し合うとよいかと思います。
【お通夜、お葬式 御香典】
御香典袋を用意します。
ご不祝儀とも言います。
宗派によって書き方が違いますが、会社の上司の御母堂様やご尊父様が亡くなられた場合などで、宗派がわからないときは一般的に「ご霊前」とします。
書くときは薄墨を使って書きましょう。
筆ペンにも薄墨用が売られています。
金額は、会社の方でしたら三千円、五千円など決まりがあると思いますので、先輩や周りの人に聞きましょう。
周りの人と金額を合わせることが多いと思われます。
御香典袋も金額によって袋が異なります。
袋を買う時に目安の金額が書いてありますので参考にするといいですね。
冠婚葬祭でも仕事を休めない…後日伺う場合の注意点
冠婚葬祭で仕事が休めない人はあまりいないと思いますが、休めなかった場合、結婚式なら分かった時点で、お祝いを贈るといいでしょう。
披露宴には出席しないのですから、記念品(一万円未満)などは相手も気を使わなくてよいでしょう。
お通夜、お葬式どちらも参列できないときは、早めに郵便局で御香典を「現金書留」で送りましょう。
まとめ
社会人になると、いろいろなマナーを覚えることも多くなります。
マナーを教えてくれる会社はよい会社なので、そこでしっかり覚えましょう。
また時代ともに変わるマナーもあります。
臨機応変に対応できるようになるといいですね。