玄米が美容に良いことは分かっていても、おいしく食べられるかどうかが問題ですよね。
玄米をおいしく食べるには、玄米の選び方や玄米に適した浸水時間を守ることなどが大切になってきます。
そこで今回は、玄米の選び方や炊き方、胃にやさしい食べ方を紹介しますので、参考にしてくださいね。
玄米を炊飯器で炊くときは⁉一合の目安は何グラムか知ってる?
玄米をおいしく食べるために大切なことは、大きく分けて2つです。
1 玄米の選び方
無農薬や無化学肥料栽培の玄米を選ぶようにしましょう。
玄米の胚芽やぬか層には、残留農薬が蓄積されているので、普通に栽培された玄米は危険です。
できれば、玄米食専用に調整されたお米を選ぶと良いでしょう。
「玄米食最適米」や「玄米食に特化したお米」として販売されているものです。
通販でも購入できます。
2 玄米の炊き方
玄米初心者の方が失敗せずにおいしく炊き上げる方法は、最新の炊飯器を使うことです。
最新の炊飯器には玄米モードがあり、内釜の目盛りも玄米の水加減に合わせれば失敗せずに炊くことができます。
因みに、玄米一合は何グラムあるのでしょうか?
答えは、約156グラムです。
炊飯後の玄米の重量は水を吸収しているため、炊飯前の1.8倍になります。
次に、玄米の炊き方を見ていきましょう。
玄米をしっかり研ぐと、玄米特有のボソボソ感がなくなり、柔らかい食感に炊き上がります。
玄米を研ぐときはザルを使うようにしましょう。
ザルは網目の細かいものが良いでしょう。
1 ボウルに重ねたザルに玄米を入れ、素早く水を注ぎこみます。玄米を軽く手でかき混ぜたら、水を捨てます。
2 ザルの中で玄米を研ぎます。回数は100回ほどです。
3 玄米を研ぎ終わったら、新しい水を注ぎこんで、軽くかき混ぜ、水を捨てます。このすすぎを2回ほど行います。
4 すすぎが終わったら、玄米を炊飯器の釜に入れて、玄米の容量の1.6倍~2倍以上の水を入れます。玄米用の水加減の目盛りが付いている場合は、それに従います。
ひとつまみの塩を加えておくと、水の吸収率が良くなり、よりおいしく炊き上げることができます。
5 玄米は白米より浸水しにくいので、6~9時間ほど浸水させましょう。冬場は、特に長めの浸水が必要です。
6 炊飯スイッチを押して炊き上げます。
7 炊き上がったら10分ほど蒸らします。
8 しゃもじでほぐして、余分な水分を飛ばして出来上がりです。
玄米と白米を混ぜるとちょうどいい消化に?!胃にやさしい食べ方
玄米は消化吸収率が良くないので、胃の調子が悪くなることもあります。
そこでおすすめしたいのが、玄米と白米を混ぜて炊く方法です。
玄米と白米を混ぜると消化吸収率がアップしますから、胃にやさしい食べ方となります。
炊き方は、白米モードで炊くだけです。
詳しい炊き方を紹介します。
1 白米2に対して玄米1の割合にし、お米を研ぎます。
2 水は白米の適量よりやや多くしてください。
3 浸水は2時間以上です。
4 炊飯モードは白米モードにしてください。玄米モードにすると、おいしく炊き上がりません。
また、その他の胃にやさしい食べ方として、玄米をリゾット風にする方法があります。
「玄米のカップスープリゾット風」
材料(1人分)
玄米ご飯 茶碗1杯
カップスープ(ポタージュ味)1袋
粉チーズ 少々
黒コショウ 少々
作り方
1 玄米を器に入れ、粉チーズをふりかけ、カップスープ1袋を入れます。
2 お湯を注いで混ぜて、黒コショウをふって完成です。
玄米と粉チーズは、意外に合う組み合わせです!
まとめ
今回は、玄米の選び方や炊き方、胃にやさしい食べ方を紹介しました。
玄米には独特の香りや食感がありますから、なかなか慣れない方もいらっしゃるかもしれませんね。
いくら美容に良いと言っても、無理をして食べても長続きしません。
白米と混ぜるなどして、徐々に慣らしていくようにしましょう。