花粉症に効果あり⁉乳酸菌とビフィズス菌の違いとは⁉

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花粉症で困っている人は春の季節だけではなく、年間を通してあります。

2,3月の春先の花粉症は、主にスギ花粉が原因の花粉で花粉症になっている人が多いために目立っています。

 

近頃、花粉症に効果がある乳酸菌ビフィズス菌があることが分かってきていますね。

花粉症の症状を抑えるのに乳酸菌による「腸活をしよう」なんて言われます。

 

花粉症に効果があると言われている乳酸菌、ビフィズス菌などがありますがどんな違いがあるのでしょうか。

私もスギ花粉というより、ヒノキや稲科の花粉の方が、症状がひどいので、春、夏、秋とほぼ一年中アレルギー薬を服用しています。

なんとか薬に頼らないで花粉症の症状を抑えたいですが、なかなか難しいですよね。

 

今回は、花粉症に効果的な乳酸菌、ビフィズス菌の取り方をみていきましょう。

よく乳酸菌やビフィズス菌と言うのを耳にしたことがあるかと思いますが、何が違うのでしょうか。

 

乳酸菌とビフィズス菌は、どちらも腸内にいる細菌の善玉菌の代表みたいな菌です。

乳酸菌は善玉菌の約0.01%以下の割合ですが、ビフィズス菌は善玉菌の約99.9%も占めています。

 

この善玉菌の代表みたいな菌は、それぞれ腸内の守る場所が異なります。

乳酸菌は「主に小腸」を整えるための菌で、免疫力アップなどの効果が期待されます。

乳酸菌の種類にはいろいろな機能性があるものが、次から次へと発見されています。

現在発見されている乳酸菌の数は300種類以上とも言われ、さらに菌株によっても性質が異なります。

 

ビフィズス菌は「主に大腸」で活動し、デトックス作用や便秘を防ぎ、大腸を整える効果が高いと言われています。

人は年齢を増すごとにビフィズス菌が減ることがわかっていますので、ビフィズス菌を食品から積極的に摂取することがとても大切です。

 

このように、乳酸菌、ビフィズス菌を積極的に摂取することによって、悪玉菌が減り腸内pHを低下させることができます。

腸内pHが下がると、悪玉菌が増殖しづらい腸内環境になります。

 

腸内pHが分かる面白い目安があります。

腸内のpHが低いほど便は黄色っぽくなり、高いほど黒っぽくなります。

赤ちゃんの便はPH4.5~5.5(弱酸性)なので黄色です。 

健康な大人はPH5.5~6.0で、黄土色をしています。

参考にしてみましょう。

 

花粉症の人は必見⁉効果別の乳酸菌飲料とは!

花粉症には乳酸菌が、効果があると言われてから少し経ちますが、乳飲料メーカーでも色々な乳酸菌飲料が発売されていますね。

 

腸内フローラと言う言葉を聞いたことがありますか。

腸内フローラとは、腸の中にいる細菌の生態系で、赤ちゃんの頃は母親の腸内フローラをそのまま引き継いでいると言われています。

生まれてから半年は、母親の免疫が赤ちゃんに移り免疫が備わっているのはこのためです。生まれてから半年間は、あまり風邪や病気になりにくいですよね。

私の子どももそうでした。

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その後、成長に伴い食事や生活環境などによって変化していきます。

 

他の誰かの腸内環境の改善に効果のあった乳酸菌を摂取したからといって、自分にも効果がみられるとは限りません。

乳酸菌自体が他の細菌と影響し合うものなので、新しい乳酸菌を摂取して自分に合うかどうかは飲んでみなければわかりません。

 

乳酸菌の効果は、すぐに分かりません。

二週間ほど実際に飲食を続けてみないと、効果は出ないと思っていいようです。

 

【主な乳酸菌】

ガゼリ菌SP株 (作用)脂肪の吸収を抑制し、内臓脂肪を減らす効果

サーモフィラス菌1131株ブルガリア菌2038株を組み合わせた「LB81乳酸菌」を用いて『明治ブルガリアヨーグルト』を製造。(作用)腸内環境の改善効果が高い

シロタ株 胃酸に強く、生きたまま腸内に到達『ヤクルト』(作用)整腸作用。

シールド乳酸菌M-1 『森永乳業』によって開発 (作用)免疫力を高める。

L92乳酸菌 免疫機能を調整してくれる、体内を常にパトロールしている細胞「NK(ナチュラルキラー)細胞」を活性化してくれる。 『ヤクルト』が開発。

LG21乳酸菌 明治から「プロビオヨーグルト」として発売。(作用)胃内のピロリ菌に対して抑制効果を発揮。

 

まだまだ乳酸菌の種類はたくさんあります。

自分に合った乳酸菌が見つけるには根気が必要ですね。

 

花粉症予防にはレンコン⁉乳酸菌との併用で花粉症をやっつける!?

レンコンってどんなイメージですか。

お正月の煮しめものや、天ぷら、レンコンはさみ揚げなども美味しそうですね。

実は、レンコンは乳酸菌と一緒に取ると花粉症を和らげてくれる効果があることが分かっています。

 

花粉が体に侵入してくると身体が花粉症に対して「igE」という抗体を作ります。

一度「igE」ができると、消えることはなく、肥満細胞にくっついて増えていきます。

 

そしてある一定量を超えてしまうと、肥満細胞から「ヒスタミン」という物質が分泌されます。

この物質は「くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目が痒い」など異物を対外に出そうという反応が起こります。

これが花粉症です。

 

レンコンにはタンニンという成分があり、タンニンは「igE」を抑えてくれる働きがあります。

タンニンはレンコンの皮に多く含まれていますので、花粉症対策でレンコンを食べるときは皮も一緒に食べるようにしましょう。

やはり、二週間くらいは続けて食べたほうがよく、一日の摂取量は、レンコン輪切りで3枚程度食べるといいでしょう。

 

今回のまとめ

毎年、悩まされている花粉症。

シーズン前から乳酸菌飲料やヨーグルトを食べるようにしましょう。

 

花粉症がひどい場合には、まず医療機関を受診し、先生の指示を仰ぎましょう。

花粉症を甘くみると、悪化する場合もあるので注意が必要です。

 

花粉症の薬と乳酸菌、ビフィズス菌を併用し、気長に続けることが来年の花粉症の症状の緩和が期待できるので試してみましょう!

自分に合った乳酸菌が見つかるといいですね!

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