一般的に1歳〜2歳の間にやってくると言われるイヤイヤ期。
手を焼いているお母さんも多いですよね。
我が家のこどももイヤイヤ期真っ最中なのですが、悩んでいるのが朝のお着替えです。
「お着替えしようね。」と言っても「イヤ!」の一点張り。
何時間も格闘することもしばしばです。
しかし、どうしても行かないといけないお出かけの用事があったり、約束の時間が迫っているとなると何時間も粘っていられませんよね。
無理やり着せようとすると暴れたり、せっかく着せても自分で脱いでしまったりもして約束の時間に間に合わないこともあります。
同じような悩みをお持ちのお母さんも多いですよね。
どうすれば「イヤ!」と言われずスムーズにお着替えを終わらせられるのでしょうか?
今回は、イヤイヤ期の1歳児がお着替えをしない時の対処法をご紹介していきます。
ほめておだてて!有頂天で気持ちよく!
1番簡単な方法はまずほめる事です。
お母さんは服屋さんの店員になりきって
「よくお似合いです!」
「かわいい!」
「かっこいい!」
などと褒めちぎりましょう。
ほめられているうちに、こどもの気分は上がってきますよね!
「早く服をきなさい!」
「なんで着てくれないの?」
といわれるより100倍気持ちよくお着替えができるでしょう。
こどもファッションを大切に!
毎日お着替えを拒否するような頑固なこどもでも、大好きなキャラクターの服は抵抗なく着てくれることはありませんか?
自我が芽生えたイヤイヤ期のこどもは自分で選んだ服を着たがります。
大人が着たい服と着たくない服があるのと同じで、こどもにも好みがあるのです。
親が選んだ服を無理やり着せるより、こどもが自分で選んだ服を着せる方が恐らく楽でしょう。
着たがった服が洗濯中、ということもありますのでお気に入りはいくつかもっておくといいですよ。
こどもクローゼットで自立心を育てよう!
先ほども、こどもが好きな服は着せやすい、という話をしましたね。
それを実感していただけたならば、この際、クローゼットの中から自分で服を選んで持って来られるようにするのはいかがですか?
クローゼットを作り替えてしまうのです。
作り替えるといっても大きなリフォームはいりませんよ。
お母さんの小さな工夫で選びやすく取り出しやすい収納場所をこどもの背の高さに合わせて用意してあげるのです。
例えば、100円ショップなどに売っている突っ張り棒を使って小さなクローゼットを作るのはどうでしょう。
これでお母さんの手を煩わせず、毎日の朝の支度が楽になります。
それに、自分で服を選んで支度すると言う癖はこれから幼稚園や小学校に上がる上でとても大事な習慣付けになりますよね。
押してダメなら引いて見て!
人は命令されるのが嫌いな生き物で、それはこどもも一緒ですよね。
「早く服を着なさい!」
と何度も何度も言われれば
「イヤ!」
と抵抗したくなるものです。
なので「服をきなさい」という命令形をなるべく使わない言い回しでお着替えを促すようにしましょう。
まず、一緒にクローゼットに服を選びにいくと、こどもの気持ちがお着替えに向きやすいのでおすすめです。
お着替えの服を本人の近くに置いて、
「お着替え置いておきますからね。」
と声をかけます。
「お着替えが終わったらお出かけしようね。」
などと次の予定を伝えてお着替えを促すのも効果的です。
そして、あとは本人が自分から着替えを始めるまで待つのです。
最初からやる気がなかったり、途中で遊び始めたりしても我慢です。
お母さんはじっと見守りましょう。
もし、30分以上待ってもお着替えを始めないようなら声をかけます。
「お着替え、ここに置いてあるよ?」
などと言って目的を思い出させましょう。
そうしてまた、自分でお着替えするのを待つのです。
この方法にはメリットとして、全て本人の意思に任せるので
「イヤ!」
と言われないということがあります。
また、これが癖付けば今後は自分の意志でお着替えを始められる子になるというメリットもありますね。
もうお母さんは
「お着替えしなさい!」
と言わなくてよくなるので頑張る価値はあるのではないでしょうか。
また、デメリットとしてはお着替えに時間がかかると言うことです。
本人の気が向くまで待ち続けるのですから、お母さんの忍耐力も必要です。
我が家でこの方法を試した結果、半日かかることもありました。
なので、お出かけの用事がある日にはなかなか難しい方法かもしれません。
予定がある日の場合はタイマーをかけ、鳴ったら
「もう時間切れだよ、今日は急いでいるからお母さんがやっちゃうね。」
と言ってやってしまった方がいいでしょう。
こどもはいつでもマイペース!根気よく粘り強く!
いかがでしたか?
イヤイヤ期のこどもへの対応は本当に根気がいります。
しかし、それはこどもが自立しようとする気持ちの現れなので、できることならその気持ちを尊重してあげたいものですね。
時間はかかりますが、この時期の対応の仕方でこどもは大きく変わります。
ですから、お母さんも根気よくこどもに付き合ってあげられるといいですね。
ここまで読んでくださりありがとうございます。
参考になる内容はあったでしょうか?
この記事があなたのお役に立てれば幸いです。
ありがとうございました。