話題のキャッシュレス決済のメリット‼デメリット⁉何ができる?

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ここ数年、政府が主導してキャッシュレス決済を進めていることから、日本でもキャッシュレス決済に対する関心が高まっています。

 

でも、キャッシュレス決済の普及は、私たちがそのメリットとデメリットを理解して受け入れなければ実現しませんね。

 

そこで今回は、今話題のキャッシュレス決済について色々と紹介します。

 

キャッシュレス決済が推進される理由?!2020に向けて

2018年4月、経済産業省は2025年までにキャッシュレス決済を40%まで引き上げるという「キャッシュレス・ビジョン」を策定しました。

 

「キャッシュレス・ビジョン」によると、日本のキャッシュレス決済比率はわずかに18.4%です。

ちなみに、韓国が89.1%でトップ、その他の国も60%~40%となっています。

 

まさにキャッシュレス後進国と言える日本で、今、キャッシュレス決済を推進している理由は何でしょうか?

 

・訪日外国人旅行客の増加

東京オリンピック・パラリンピック、2025年の大阪万博を控え、訪日外国人旅行客の増加が予想されています。

 

キャッシュレス決済が普及している外国人旅行客対策として、主要な施設や観光スポットにおいて100%のクレジットカート決済対応を目指しています。

 

キャッシュレス決済に慣れている外国人旅行客に「現金決済のみです」では、商機を失ってしまうことになりかねません。

 

・決済の利便性の向上

キャッシュレス決済による利便性を高めることによって、消費活動が活発化し、社会経済を動かす原動力になることが期待されています。

 

・税収確保の手段

政府は、*FinTech(フィンテック)を活用して消費データの共有・利用を促進し、不透明な現金流通を抑制して、税収向上につなげようとしています。

 

つまり、個人の消費によるお金の流れがデータとして活用され、税収につながるということです。

個人事業主が経費として計上したものが、いつどこで購入したものか把握できるのです。

 

*FinTechとは、Finance(金融)とTechnology(技術)を組み合わせた造語で、金融サービスとIT技術などを結び付けた新しいサービスや動きのことです。

ATM、ネットバンキングなどは、FinTechの先駆けと言えます。

 

次に、キャッシュレス決済のメリットやデメリットを見ていきましょう。

 

キャッシュレス決済のメリット

・ATMで現金を引き出す手間が省け、現金引き出しの手数料が不要になる

 

・すばやい決済

キャッシュレス化により、大金や小銭がたくさん入った財布を持ち歩くことがなくなり、決済がすばやく完了できます。

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財布の中の小銭を探したり、おつりを受け取ったりする手間も省けます。

 

両手に荷物を抱えながら、財布を取り出す不便さを感じている方は多いのではないでしょうか?

 

・セキュリティ

貴方が一番気になさっているポイントですね。

実は、クレジットカードはICチップを搭載したり、オンライン決済の認証強化を推進するなど、セキュリティの強化が進んでいます。

 

クレジットカードの不正利用や、なりすましに対しては、カード会社による保障も受けられます。

 

また、クレジットカードを紛失した場合は、サービスを止めて悪用を防ぐこともできます。

一方、スマホ決済は、さらに安全性の高い決済手段とされています。

現金やクレジットカードの場合は、落とした時点で悪用される危険がありますが、スマホ決済は決済アプリが開かれない限り、悪用される危険が低いからです。

 

しかし、スマホ決済も悪用される可能性がないわけではありませんから、スマホの認証設定や不正利用対策のアプリでセキュリティを強化することをおすすめします。

 

キャッシュレス決済のデメリット

・お店がキャッシュレス決済に対応していない

キャッシュレス決済に対応していないお店では使えません。

しかし、国がキャッシュレス決済を推進しているため、対応していないお店が減っていくでしょう。

 

・使い過ぎ

特にキャッシュレス決済の後払い方式では、使い過ぎてしまう心配があります。

上限額を設定するなどの対策をしましょう。

 

・災害時や非常時に対応できない

ITインフラが整備されていない地域の方は、現金が使えなくなる恐れがあります。

 

消費者還元事業に参加している企業を知るには経済産業省のホームページ

政府は、2019年10月の消費税引き上げに伴い、キャッシュレス決済をすることで最大5%還元の減税措置を実施しています。

 

ただ、全部のお店が、この「消費者還元事業」に参加しているわけではありません。

 

キャッシュレス決済をする場合は、消費者還元事業に参加しているお店を選ぶと、ポイント還元などを受けられるので、お得にお買い物ができます。

 

消費者還元事業に参加している企業やお店は、経済産業省のホームページ「登録されている消費者向けサービスを探す」に掲載されています。

https://cashless.go.jp/consumer/branches-typeA.html

 

まとめ

この数年で、キャッシュレス決済に対する関心が高まっていることもあり、キャッシュレス決済のセキュリティも改善されています。

うまく使えば本当に便利なキャッシュレス決済ですから、上手にご自分の生活に取り入れていきましょうね。

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