暖かくなってきて「もうストーブも使うことはないかな」と、
仕舞おうとして少量の灯油がタンクに残っていたことはありませんか。
私は、少量の場合はそのまま使い切ってしまいます。
なので、正しい灯油の処分の仕方って聞いたことがありません。
実は、灯油はその量によって処分の仕方が違います。
少量の灯油の処分は各自治体によって
破棄の仕方が違ってくるので、それに従いましょう。
ゴミ・資源ごみの捨て方パンフレットなどが
各家庭に配布されていると思います。
新聞紙に吸い取って捨てるという自治体もあるようです。
大量の場合は、販売店に相談するのが一般的です。
ちょっと待って!灯油を庭に捨てるのって大丈夫なの?
灯油は火災の原因にもなりますから、
うかつに捨てることはできません。
少量の灯油の破棄の方法として、
「庭に捨てる」というのがあるようです。
ちょっとびっくりするような話ですが、
不用品回収業者のホームページにも載っています。
- 土に埋める
庭の土を10~20cm以上堀って、
少量の灯油を流し込んで土でふたをします。
100~200cc程度の量であれば、
土壌菌類の作用によって分解されるようです。
日陰で土が湿っている場所が効果的のようです。
家庭菜園をしているご自宅では、
植物が枯れてしまうおそれがあるため避けた方がよいです。
お隣に近いところで捨てるのもやめましょう。
一度、外で灯油を入れているときに
タンクから庭にこぼしてしまって焦ったことがあったのですが、
そのとき義父に「水をまいておけ」と言われたことがあります。
もう義父は他界しているのですが、
それ以来、灯油を入れるたびに思い出します。
寡黙な義父でしたが、そういった知識があったのですね。
灯油を安全に処分するならホームセンターがおすすめ!
自宅に捨てる場所がない場合や、
アパートやマンション住まいの場合、捨てるのに困りますよね。
間違った捨て方をして火災の原因になったら非常に危険です。
もっともおすすめなのは、ガソリンスタンドやホームセンターなど
灯油を購入したお店に持ち込むことです。
ただ、業務用のタンクから一度出された灯油は、
急速に劣化が進むため使用してなくても
買い取ってもらうことはできません。
その反対に引き取ってもらうので、
処分代がかかってしまうことが予想されます。
ガソリンスタンドもホームセンターも
売り物ではない灯油を引き取るうえに、
確実に処分するのですから、それ相当の費用がかかるでしょう。
灯油の処分代ですが、ガソリンスタンドの場合、
会社によって料金が違うようです。
例えば・・
- A社 400円
- B社 捨てる灯油の量に応じて、200円から
- C社 無料
なんと無料のところがあるのですね。
ですが、無料に引かれず自宅から近いところや、
行きやすいところなども考えておきたいですね。
まとめ
灯油は、すぐに部屋が暖まり冬には欠かせないものです。
地域にもよりますが、2月を過ぎたら灯油の量を確認しながら、
多めに購入しないようにしましょう。
少し残ってしまった灯油は、4月の花冷えのときや
梅雨時期の肌寒い時期など、洗濯物を乾かすときにも使えます。
使い切ってからストーブをしまいたいですね。