多めに買ってしまって賞味期限が切れてしまった牛乳はどうしていますか?
お腹を壊しそうだからと捨ててしまうこともあるのではないでしょうか。
実は、私もそう思っていました。
賞味期限が切れた牛乳でもまだ大丈夫なのです。
飲んでもよい牛乳と飲まない方がよい牛乳があるので、調べてみました。
【飲んでもよい牛乳】
未開封の牛乳なら賞味期限が切れたあとでも飲んでも大丈夫です。
賞味期限を1日切れならそのまま飲んでも問題ありません。
牛乳は、高温殺菌処理してありますので、菌が死滅している状態なので飲んでも大丈夫です。
未開封の牛乳で賞味期限が一週間過ぎている場合は、飲めますが加熱して飲んだ方が安心です。
牛乳鍋やコーンスープなど大量に消費できるものに使ってしまいましょう。
牛乳には、低温殺菌のものもあります。
低温殺菌牛乳は菌が死滅していないので、賞味期限ではなく消費期限と印字されています。
【飲んではいけない牛乳】
牛乳に印字してある賞味期限は、「未開封」の状態のものです。
開封したものは、賞味期限にかかわらず3日で飲み切るのがよいでしょう。
開封の状態で賞味期限がきれた牛乳を飲むことはやめましょう。
雑菌が繁殖して傷んでいる可能性が大です。
自宅でも朝食にコーンフレークに牛乳をかけて食べる、シチューなどのお料理に入れるなどして使っています。
個人的には牛乳は苦手なので、いつもは1本ずつ買っているのですが、家族の分もあるので連休などが続くと少しまとめ買いをすることもあります。
牛乳はバランスのとれた栄養食ですので、たくさんお料理に使うようにするといいですね。
賞味期限切れの卵は使ってもよい?母の知恵袋
賞味期限切れの卵も使ってよいのか捨てるべきなのか悩むところです。
まず、卵を買ってきたら10度以下に冷蔵保存しましょう。
生卵は賞味期限が切れたあたりからサルモネラ菌が増え始めます。
よって卵の賞味期限とは、安心して生食できる期間ということになります。
私の母が卵について詳しくて、卵は夏と冬では賞味期限の期間が大きく変わるということを聞いたことがあります。
母「卵は、冬場なら冷蔵庫に入れておけば2ヶ月くらいは食べられる」
私「嘘だー」と思ったのですが、どうも本当らしいのです。
日本卵業協会による、卵の賞味期限は、
春・秋(4~6月、10月11月)産卵後25日以内
夏(7~9月) 産卵後16日以内
冬(12~3月) 産卵後57日以内
これを見ると、季節によって賞味期限は全然違いますね。
ただ、産卵してからすぐスーパーに並ぶわけではなく、パック詰め、流通を考えると少し差が出てきます。
さらに消費者の混乱を防ぐために、産卵後一週間以内にパック詰めされた日から二週間の日付が賞味期限の日付になっています。
ただ、卵にヒビが入っている場合は、傷みやすくなっているので早めに食べて、生で食べることは避けましょう。
賞味期限切れのヨーグルトは食べられる?飲むヨーグルトの場合は?
賞味期限切れのヨーグルトは、食べても大丈夫なのでしょうか。
ヨーグルトも「未開封」と「開封済」によって賞味期限後の食べ方が変わります。
「未開封」のヨーグルトの場合は、一週間ほど賞味期限が切れていても大丈夫でしょう。
砂糖不使用のヨーグルトの場合は、二週間ほど持ちます。
「開封済」のヨーグルトの場合の賞味期限は、2~3日と考えておくといいでしょう。
自宅では、たいてい大容量のヨーグルトは2~3日で食べ終わるのですが、一回開封して3日目には、ヨーグルトから水分が出ています。
最初は、もうこのヨーグルトはダメかと思ったのですが、これは「ホエイ」といってヨーグルトが発酵して浮かんできているものです。
これは栄養分たっぷりで腐っているわけではありません。
たんぱく質、ミネラル、ビタミンなどの栄養価の高い成分がヨーグルトから出ている透明な液体なので、捨てないで一緒に食べてしまいましょう。
個人的には、ヨーグルトが薄くなってしまったようで、少し味が落ちるような気がします。
飲むヨーグルトの場合はどうでしょうか、最近は、R-1などの飲むヨーグルトが売っています。
5本とか10本とかまとめて買うことも多いですよね。
賞味期限は二週間のことが多いです。
冷蔵保存で未開封の場合は、さらに5日間くらいは大丈夫です。
ヨーグルトは必ず冷蔵保存しましょう。
砂糖不使用のヨーグルトの場合は、砂糖を入れ冷凍保存もおすすめです。
冷凍保存で1ヶ月ほど保存でき、シャーベットのように美味しく食べられます。
今回のまとめ
牛乳や卵、ヨーグルトは使う頻度が高いので、常に冷蔵庫にありますよね。
残り少なくなると買い出し必須の食材です。
うっかり賞味期限切れになった牛乳も未開封ならギリギリ大丈夫なのですが、まとめ買いするときは、1リットルの牛乳と500ml牛乳など組み合わせて買うようにしましょう。
500mlの牛乳は割高ですが、ダメになって飲めないよりはいいでしょう。
牛乳を使ったレシピもたくさんあるので作ってみることをおすすめします。