過払い金が弁護士を通して戻ってくるからくりとは

生活

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消費者金融やクレジットカード会社

からの借金に追われていた方が過払い金

に気づくケースはとても多いです。

 

過払い金とは、借り入れの期間が

5年以上で、金利18%以上を超えて

いる払いすぎた利息のことであり、

利息制限法では払いすぎたこれら

の金利を取り戻すことができる

されています。

 

この過払い金を取り戻す請求を

過払い金返還請求といいますが、

自分自身で取り戻し方がわからない

場合、弁護士を通じて法的な措置を取ります。

 

そこで今回は、過払い金を弁護士を

通して戻す仕組みと弁護士に依頼した

時の手数料についてご紹介します。

過払い金を弁護士に相談した時の返却までの仕組み

過払い金を弁護士に相談した場合

の返却の流れは次の通りです。

 

まず弁護士に過払い金の請求の

依頼をします。すると弁護士は、

貸金業者に対して金返還請求手続き

を受任したといった内容が書かれた

受任通知を送付します。

 

その後1~2か月程度で先ほどの貸金

業者から弁護士のほうへ取引履歴が

送付されてきます。この取引履歴を

確認することで過払い金の金額がわかるのです。

 

そこでこれまで支払ってきた利息を

弁護士は利息制限法に基づき計算します。

計算された金利が上限を超えている場合、

この超えた利息分はすべて過払い金

になるため、返還請求をします。

 

請求書で過払い金をこの期日までに

銀行へ振り込んでくださいと通知して、

貸金業者との交渉を弁護士が行っていきます。

双方が納得できれば和解になり、

返還されます。

 

しかし、和解できなければ訴訟と

いう流れになってしまうため、

ほとんどの場合満額の返金はない

ものと考えなければなりません。

なぜなら、和解されても訴訟に

なっても弁護士費用は実費です。

そのためお金がかかるのです。

 

そこで次に、過払い金の返還を

弁護士に頼む場合の手数料はいくら

ぐらいかかるのかについてお話します。

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過払い金の返還を弁護士に頼む場合の手数料

過払い金返還の請求において弁護士

に支払う費用は主に3種類あります。

着手金と報酬金、そして実費です。

 

着手金は過払い金が返還されても

されてなくても結果にかかわらず

支払う必要がある場合が多いです。

約7割の弁護士が消費者金融会社の

数×1~2万円=着手金としています。

 

例えば10社ならば、着手金は10~20万円

が相場となります。

着手金は弁護士によって設定金額が

違いますので最初に確認されること

をオススメします。

 

報酬金は成功の程度に応じ支払う

お金のことです。上限額が定めら

れた中で金額を決めています。

平均的に回収額×20%=報酬金と

していますが、弁護士によっては

もっとリーズナブルな方もいます。

 

最後に実費ですが、収入印紙や

郵便切手などを裁判所に納める

ためのお金です。金額に応じて

額が決まっており、50万だと5000

100万の請求だと1万の収入印紙が必要です。

 

このように弁護士費用は結構な

負担となります。しかし自分で

過払い金請求するとデメリット

も多いため、多少お金がかかっても

弁護士に依頼されることをオススメします。

ぜひ参考にしてください。

まとめ

様々なところから借金をしていると

いつの間にか過払い金があるという

ことは多いです。

過払い金は弁護士を通じて請求すれ

ばしっかりと返還されます。

 

弁護士に依頼したいけど迷っている方は

どのような流れで過払い金が戻って

くるのかぜひ参考にしてくださいね。

 

また気になる弁護士費用ですが、

弁護士費用は主に3種類の費用が

かかってきます。弁護士によって

大きく違うものもあれば法律で

決められた費用もあります。

こちらもぜひ参考にしながら過払い

金の請求に役立ててください。

 

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