整髪料を使って髪型を整えている男性は多いですね。
しかし、香りのある整髪料は、時間と共に頭皮の皮脂と混ざって臭いがきつくなります。
人間の鼻は、自分自身の臭いがあまり分かりません。
長期間自分自身の臭いを受容しているので、それに対してすっかり無反応になっているのです。
従って、気がつかないうちに、周りに迷惑をかけていることがあります。
特に30代半ば~40代の男性は、皮脂の分泌が多いので要注意です。
また、「帰宅後に疲れていてシャンプーが面倒だった」という理由で、整髪料を洗い流さずに寝てしまう方もいますね。
これは髪や頭皮にとって本当に危険な行為です。
そこで今回は、整髪料の髪への影響やおすすめのシャンプーを紹介します。
整髪料をつけたまま寝るのはもってのほか!
整髪料をつけたままで寝ることは、髪や頭皮に良くないと分かっていても、ついやってしまいがちですね。
ここでは、この行為がなぜいけないのかを説明する前に、整髪料が髪に与える影響をお伝えします。
1 頭皮への影響
整髪料を使うと髪に粘着力が増し、髪や頭皮にホコリがつきやすくなります。
頭皮についたホコリは毛穴をふさぎ、排出されなければならない頭皮の脂分が内部にとどまって、髪に栄養が行き渡りにくくなってしまいます。
2 髪への影響
整髪料には界面活性剤が含まれています。
界面活性剤は髪をなめらかにしたり、柔らかくする半面、枝毛や髪の毛が細くなる原因になります。
このような整髪料をつけたまま寝てしまうと、次のような状態になります。
・整髪料に含まれる油が酸化し、雑菌が増えて、頭皮や髪の毛が不潔になります。
その結果、頭皮に炎症やかゆみが発生します。
炎症は、抜け毛につながることもあります。
・枕に整髪料が付着します。
雑菌が枕で増えていき、雑菌をエサとするダニが発生します。
以上が、整髪料をつけたまま寝ると、髪や頭皮に良くない理由です。
整髪料や頭皮の汚れをスッキリ落とすためのおすすめシャンプー
髪や頭皮を健康に保つためには、帰宅後できるだけ早く整髪料を落とすことが大切です。
整髪料や頭皮の汚れをスッキリ落とすシャンプーを紹介します。
1 ソーシャルテック チャップアップシャンプー 4,600円(税込)
スカルプヘアに特化したシャンプーです。
高価ですがそれだけの価値があります。
低刺激で頭皮と髪に優しく、程よい洗浄力で頭皮のうるおいを守りながら、汚れもしっかり落としてくれます。
泡立ちも良く、ノンシリコンなのに指通りがしなやかです。
2 HMENS スカルプシャンプー 2,380円(税込)
アミノ酸洗浄成分シャンプーです。
頭皮環境を整える成分、「グリチルリチン酸2K」が配合されています。
「延命草」と呼ばれる保湿成分が含まれていて、敏感肌の方にもおすすめのシャンプーです。
3 haru メンズ スカルプ・プロ 2,970円(税込)
シリコン、鉱物油、合成着色料が無添加、低刺激性のシャンプーです。
洗浄力が控えめですが、ハードな整髪料を使っていないのであれば、この程度の洗浄力で十分です。
きちんとすすいでも、自然由来の保湿成分が頭皮に潤いを与えてくれます。
4 acro THREE フォー・メン ジェントリングシャンプー 4,536円(税込)
低刺激でありながら、十分な洗浄力があるスカルプシャンプーです。
泡立ちの即効性はありませんが、じっくり泡立てるとキメ細かな泡がたっぷり出てきます。
ユーカリのようなナチュラルな香りで、チープな香りが苦手な方にもおすすめです。
5 クリア フォーメン トータルケアシャンプー 654円(税込)
デイリー使いにピッタリのコスパ重視のシャンプーです。
使い心地が良く、しっかり泡立つのにすすぎやすいです。
低刺激性はそれほど高くないですが、洗浄力はほどほどです。
まとめ
今回は、整髪料をつけたまま寝るのがなぜいけないのかをお伝えし、おすすめのシャンプーも紹介しました。
整髪料の臭い対策としては、とりあえず無香料のものを使うことですが、大切なのは、整髪料をつけた後は必ずシャンプーすることです。
自分では気づきにくい整髪料の臭い、くれぐれも気を付けましょうね。